国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   大変な朝   孫悟空

ジリリリリリリ、ガシャン。
「ぐー。」
 毎朝こんな調子で始まります。六時に目覚ましをセットしても下に落としてしまい、最終的にお母さんにたたき起こされておきるという調子なのです。前は六時に起きられていたので大変ではなかったのですが、今は寒くて二度寝してしまいます。
次に着替えです。冷たい階段を一段上がるたびに寒さがましてきて、まるで凍り漬けにでもなるような感じです。それだけならまだいいのに重いランドセルをもってかいだんを下りる苦しみは氷漬け以上にもなります。そしてかいだんを下りきってストーブのぬくもりにあたるときは天国に来たような気分になります。
でも、それではまだおわったことにはなりません。むしろここからが本番です。なぜならまだ着がえを取ってきただけにすぎないからです。冬の寒い朝、心臓がとまってしまいそうなくらい寒い中で服をぬごうというのですからこれほど大変なことはないでしょう。ストーブを強にしてこきゅうをととのえて…
「せーの!」
「……寒い……寒っうわぁぁ寒い。」
ストーブで体をあぶるように温めてから大急ぎで服を着ました。
「はあ…」
ためいきだってつかのま、こんどは顔をあらいます。寒さでひきつりそうなぐらい冷え切った、でも目あかだらけの顔を水につけるのです。寒いろう下を走り回ったつかれプラス顔を水につけるこんじょうは毎朝、とてつもなく大きいものです。
 次はごはんです。みそしるは体が温まるし、ごはんはあさのつかれをふきとばしてくれます。これはさほどすごいことには感じないかもしれませんが、ぼくにとってはとてつもなくすごいことなのです。こうしてごはんもたべおわると持ち物をかくにんして上着を着て…そして外に出ます。
「いってきまーす。…寒寒寒寒寒寒寒ーい。」
これはこれで最なんかんと言っていいでしょう。なぜならそれほど寒いのですから。
 ぼくの朝はとても寒い、そしてとても大変な朝です。ぼくの今の目標は早起きです。早起きして前と同じ暮らしに戻りたいです。目覚ましを落とさない、かつ二度ねしない朝が来ることを願います。そんなこんなでぼくは今日も東京の冬の寒空が春の温かい空に早くなることをいのりながら学校へ向かいます。

   講評   namito

相変わらず寒い日が続くので、朝起きる様子に変わりはないかな。
2月もがんばって行きましょう!
  

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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