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　　　素朴　　　シャミ

この文は人の住まいについて書かれている。
昔はとても整っている未来感溢れる家が夢だったが、今となっては素朴な感じが心地良いと言うことだ。
僕は、この文章を読み、素朴な感じがいいと思った。
　そう思う第一の理由は、素朴な感じの方が安らぐからだ。
公共の建築物だったらハイテクで整っている方が気持ち良いが、住まいとなると落ち着かない。
家だからこそ落ち着くのに、ゴロゴロしにくいほどピッカピカだったりしたら住まいの意味が無い。
その点、ある程度素朴だったら開放感が出てきてゆったりできると思う。
だから素朴な方が良い。
　第二の理由は、この文章でもあったように人間の本質がでてくるからだ。
素朴な空間では、楽しい出来事を沢山話し合ったりする時間ができる。
あまりにかくかくしていると、性格も几帳面になり、人間関係が上手くいかなくなる。
そうならないためにも素朴な空間は必要なのだ。
　確かに、整っていた方がやる事が少なくて気楽になれるから良い。
しかし、いつまでも気楽ではない。
あまりに整っていると、寝る時も食事も落ち着く事ができないと思う。
「大事なのは健康らしい外見ではなく、健康そのものである。」
という名言もあるように、落ち着く空間があることが、人間にとって素晴らしい事なのだ。

　　　講評　　　inoko