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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   継続は力なり   ちこちこ

 「内申書、悪くなったらまずいから、今回の定期テストもしっかりと勉強しなよ。」
 中学三年生になると、どの教科の先生も、口をすっぱくしてこう言う。「内申書なんてどうでもいい」と思っていたが、受験シーズンの今になると、内申点の大切さが身にしみてわかる。
 私は、まじめにこつこつとやり、本番に余裕を持たせるようにするべきだと思う。
 その方法としては第一に、ふだんから教養を身につけておくことだ。
 私はいつもだいたい夜の十一時には一日のうちのしなければならないことを終わらせる。そして、十一時から始まるニュースを見られるときは見ている。見ようと思ったきっかけは、本当にたいした理由ではなく、私の好きな芸能人がキャスターとして出ているからだった。しかし、それを続けていると、いろいろな情報が入ってきた。そんなある日、塾で難関私立高校の社会の入試問題を解いた。入試問題には、時事に関する問題が出題されていた。ニュースを継続してみていたせいか、そのジャンルに関しては、ミスをしなかった。普段から教養を身につけることの大切さを感じた瞬間だった。
 第二の方法としては、あまり早めに細かいところで人間を評価しないということだ。
 江戸の幕末に活躍した坂本龍馬は、子供のころは他の子たちと違い、学問も剣術もあまり得意ではなく、父や姉に怒られてばかりだった。しかし、彼の母親はあまりそのようなことは気にしなかった。ただ母親は彼に、「あなたが立派な侍になると信じているから、あせらなくて大丈夫」と告げた。龍馬はその母の言葉を胸に、倒幕に成功したのだ。
 確かに、本番に力を注ぐことは大切だ。しかし、普段からこつこつやることはとても重要なことだ。そうすることで、本番の時の緊張もやわらぎ、勉強する習慣も身につくからだ。
「継続は力なり」
 この言葉の通り、こつこつと継続していくことは力、つまり実力につながるのだ。

   講評   sarasa

 ちこちこさん、こんにちは。
 受験勉強が大変な中、毎週しっかりと作文を提出していて 本当に立派だと思います。地道な努力は必ず実を結びますから、一歩ずつ着実に進んでいってください!

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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