低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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ポイ捨て ルッペ&カール
「カランカラン。」
何かが転がる音がした。振り返って見てみると、歩道に空き缶が落ちていた。さっき、私とすれ違った男の人が投げたらしい。いくらゴミ箱がないからといって道に捨てるのはよくない。ゴミ箱の近くで、飲み物を飲んで捨てるか、家で捨てるべきだと思う。
第一の理由に他人に迷惑をかけるからだ。道にたくさんのゴミが落ちていると、なんだかいやな気持ちになるし、通りたくなくなってしまう。また、ポイ捨てした缶などに、ひっかかって他の人が転んでしまったらどうだろう。それはもう大問題だ。他人のことまで考えている人だったら、絶対にとらない行動だと思う。
第二の理由に環境破壊につながるからだ。日本の年間ゴミ排出量は5200万トンで、これは東京ドーム135杯分に相当するそうだ。もし、ポイ捨てをしたら罰金や、ゴミ有料化という制度を作ったらどうだろう。人々は軽い気持ちでポイ捨てをしなくなると思うし、どうにかしてゴミをリサイクルできないだろうかと真剣に考えるようになるだろう。ポイ捨てをしたぐらいで環境は何も悪くならないだろうという浅はかな考えがいけないのだと思った。
確かに、数少ないゴミ箱を探すより、ポイ捨ての方が手間がはぶけて楽だ。でも、「問題とは、そこにあるものではなく、自分が作るものである。」という名言の余蘊、自分がしたポイ捨てが、環境破壊にもつながることを自覚すべきだ。こらからも、ポイ捨ては絶対にしないようにしたい。
講評 mae
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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