対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   知らない不思議   あんこ

ソクラテスは哲学者。このソクラテスは、自分で世界や人生について知らないということを自覚していた。このような考えを『無知の知』と言う。
 私は、お母さんに、
「近くのスーパーに行って、ドレッシングを買ってきて。」
と言われて、しぶしぶ買いに行った。でも、好きなおかしも買ってきていいと言われた。だから喜んで買い物に行った。スーパーに着いたら、最初に好きなおかしをかごに入れた。スーパーに入ったとたん、おかし売り場に直行したため、最後の一つだったが、無事に好きなお菓子を買うことができた。文具売り場も見ていたらペンも三本欲しくなってしまったが、お金に限界があったのでやめた。本題の買うものを思い出した。ドレッシングの青じそって言ってたかなー。と心の中が思いながらドレッシング売り場に向かった。しばらく歩いて止まって見ると、そこはジャム売り場だった。あれ?おかしいな?と思いながら、また歩きはじめた。今度は、ここには何が売っていると書いてある標しきをたよりに歩いていた。『ドレッシング』と書いてある場所を曲がると、そこにはコーヒーなどの物が売っていた。さすがに、少しあせりはじめた。さっきかごに入れたおかしを見つけるのは、今までとおなじようにすぐに見つけられた。どうして、かんじんなドレッシングの時には、まちがえてばかりいるのだろう。と不安になりながら、落ち着いてゆっくり歩いていた。私は、このお店に何度も買い物に来ているのに、今日はどうしたのだろう?とずっと思っていた。今度こそ、自分の前にはドレッシングが並んでいる。ただそれだけなのに、すごくうれしい。青じそドレッシングをかごに入れて、レジに向かった。その時、また私はまちがえてしまった。青じそドレッシングを入れたつもりが、フレンチドレッシングが入っていた。すぐに青じそに変えたが、何度もまちがえている自分が少しこわかった。
 何度も行って慣れていると思っているお店でも、本当に慣れているところは、ふだん自分が真っ先に行く場所だけだ。何度も、お店をうろちょろせずに、勇気を持ってお店の人に聞くことも一つの方法だと思った。人間は、自分自身で勝手に知っていると思い込んでしまい、実際には知らなかったということが多いということがわかった。『聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥』ということわざがあるように、わからないことがあったら、はずかしがらずに積極的に聞いていきたいと思った。

   講評   kirara

 要約をけずった第一段落がとてもよく工夫されています。いい清書になりました。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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