創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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小さな生き物 ていへ
「うわあ。このスポンジにへんなの生えてるよ。きもちわるーい!」
と、お母さんがそのスポンジを見ていました。おふろを見たら、スポンジに変なくさいにおいがして、それがそのスポンジだったらしいです。私は、
「ちゃんと、水をしぼっていなかったからじゃない?これで、それは解決するけれど、こういうくさり方じゃなくて、食べ物に生えている変な小さい生き物は、どうやってできるんだろう。」
そう不思議でした。
ある日、私が、
「あの、いろいろな食べ物や、そういう物は、きんなの?」
と聞くと、お母さんがはっとしたみたいに、
「うん。そうだよ。お母さんは、いつも、買ってきた物を、冷蔵庫に入れる習慣があるでしょ。あの、入れている物は、全部、くさりやすい物だから、こうやって、冷蔵庫にしまうんだよ。どうしてか?それは、酸素があるとするでしょ。りんごにたとえます。木にぶらさがっている時は、まだ、そのりんごは、生きています。けれど、そのりんごを取っちゃって、そのりんごをさらのうえにのせるとします。すると、これまでりんごの中に酸素があったのに、その酸素が、りんごから出ていってしまうなくなってしまうの。その酸素がなくなると、小さな生物が、元気になってしまう。その小さな生物は、何というかというと、微生物や、細菌なんだ。その細菌がふえはじめる。すると、たくさん表面に出てくる。それが、くさっているということなんだよ。」
と、最初から、最後まで、たくさん、きちんと教えてくれました。私は、「それって今は常識?」と聞くと、お母さんは、
「うん。そうだよ。だれが、その小さな細菌を発見したかは、そのうち出てくると思うよ。」
と答えたので、なるほど、と思いました。今では、小さな生き物が、細菌ということは、当たり前です。けれど、だれも知らなかったずっと前の時代でした。その小さな生物を研究して、発見したパストゥールは、すごいな、と思いました。
小さな生物を発見したのは、パストゥールです。けれど、ふせぐことができる方法は、だれが考えたのでしょう。それは今度、お母さんに聞いてみます。
講評 miri
1月の清書が終わりました。
今月もさらにうでをあげましたね!
読解問題もよくがんばりました。
2月も寒さに負けず、楽しくやりましょう!
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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