国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
ソクラテス哲学者 さきぽん
ソクラテスは、自分の仕事は人間が正しい理解を「生み出す」手伝いをすることだ、と思っていた。なぜなら本当の知は自分の中からくるものだからだ。他人が接ぎ木することはできない。自分の中から生まれた知だけが本当の理解だ。
哲学者は自分があまりものを知らないということを知っている。だからこそ哲学者は本当の認識をテに入れようといつも心がけている。
哲学者とは自分にはわけのわからないことがたくさんあることを知っている人、そしてそのことに悩む人だ。
ソクラテスは自分は知らないということを知っていただけだ。そしてそのことを思いつめていた。それでソクラテスは哲学者になったのだ。あきらめない人、知恵を手にいれようとあくことなく務める人に。
私は知らないというのは、恥ずかしくない! 知らないと言えば友達がそのことを教えてくれるからである。そうすれば今まで知らなかったことが知ることができるのでラッキーだ。
その中でもしったかぶりをする人がいる。私はしったかぶりをしたことがあるか、母に聞いてみた。母はやったけれど中学だけでしかやってないと、中学だけで二回だけやったことがあると言っていた。
もし知らないのに知っているふりをしたら、一生知らないままで終わってしまうかもしれない。
たとえ知らないというのが恥ずかしくても
「知らない!」
とは、きり言った方がいいである。なぜならば、言わないと分からないままだからだ。
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」
大切なのは、知らないことは、知らないとはっきりさせることと、分からないことは分からないと、はっきりすることが大切だと分かった。
講評 nara
「哲学って何?」「哲学者ってどんな人?」と聞かれたら、さきぽんちゃんはもうしっかり答えられるね。講評で紹介したことわざも入れて、「よりよい清書」にすることができた。今回、改めて読み直してみても、「もし知らないのに……」から結びの部分まで、とてもよく考えてあるね。2月もこの調子で進めていこう。暗唱もがんばっていこうね。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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