創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

昨日753 今日1017 合計6909
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   かけがえのないもの   sha hui

 「心配してくれたんだ。ありがとう。」運動会の練習中に地面が熱くてやけどしてしまった私は、昼食を保健室で食べた。そして、少し無理をして教室に戻ろうとした時、友達が来てくれて、歩くのを手伝ってくれた。自分の体のどこかが不自由なときに、心配してくれたり、手助けしてくれたりするのはとても嬉しく、ありがたいことなのだとこの時改めて感じた。また家に帰れば家族が心配してくれたり、色々なことに配慮してくれた。この一日は大変だったけれど、私の宝物の存在、そしてありがたさを改めて教えてくれた日だった。ちりも積もれば山となるように、一度二度、宝物の存在を知るよりも何回も感じる方が、人としての価値があがり、人のありがたみをいつでも知ることができると思う。どんなに小さな経験でも、それをつなぎあわせばとてもいいものになると思う。
 日常で暮らしていて家族のありがたみを感じるのは、やはり日常で生活している当たり前のことだ。まだ子供で出来ないことも多いが、母はすごいと思う。一日三回ご飯をつくり、洗濯をして、そして自分の時間をつくっている。毎日忙しそうだ。父も兄も同じで、知識がたくさんありすごいと思う。みんな私より何事もできるから、分からない時や戸惑った時は助けてくれる。これは家族がいないと出来ないことだ。
 また、友達のありがたみを感じるのは学校で共に過ごしている時だ。喜怒哀楽がありながらも、友達がいないとつまらないと思う。友達がいるからこそ、楽しい時間が過ごせる。何事にも協力し合うからこそ絆が深まるのだと思う。絆が深まると離れるのも寂しくなってしまうほどだ。友達が休んでも、他の友達がいる。たくさんの友達がお互い支え合って生きているのだと思うと、とてもありがたい。友情から始まる絆。そして永遠の友となるかもしれないこの人生。友達一人で自分を変えることができるかも知れない。そう思うと友達は大切だ。
 母の宝物は私たち子供だそうだ。苦労して産んだから子ど宝物である。そのように言っていた。その話を聞いて私は嬉しかった。怒られたりすれけれど、それは嫌いという感情ではないと思うと、家族としての意味を感じた。
 人間にとって宝物とはなくてはならない、またいなくてはならない存在だと思う。また、目には見えない素晴らしい糸でつながっているものだと思う。宝物を失えば悲しみ、宝物に朗報が入れば一緒なって喜ぶ。そのような今まで以上に素晴らしい宝物にしたいと思う。これらからもその宝物を失わないようにしていきたいと思う。大切のするからこそ価値があると思う。宝物は大切にするべきだ。
 今はもうやけどはなおった。
「お世話になりました」

   講評   inoko

 sha hui さん、こんにちは。
今月でお別れ。少しさびしくなりますね。4月からは中学生。勉強もますます難しくなると思いますが、sha huiさんらしく一歩一歩進んでくださいね。応援していますよ。では、お元気で。




毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)