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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   そっ啄の機   かねめ

 早すぎず遅すぎず、まさにこのときというタイミングがそっ啄の機である。古来、天来の妙想、インスピレーション、霊感などといわれてきたのも、それがいかに希有のことであるかを物語っている。即興に生まれてすばらしいものもときにないではないが、まず普通はじっくり時間をかけたものでないと、長い生命を持ちにくい。学んで時にこれを習う、そっ啄の機はいつやってくるかもしれない、折にふれて立ち返ってみる必要がある、と教えているのであろうか。
この話を読んで僕が一番びっくりしたのは、親鶏と雛が卵の外と中からつつかないと雛が生まれてこないということだ。人間は子どもは何もしなくていいのにと思った。
 僕にもタイミングが良かった時や悪かった時がある。先ず、良かった時の話をする。それはゆで卵を作った時の事だ。前、学校で家庭科の調理実習があった時にゆで卵をみんなで作った。その時、一番問題になったのは何分で取り出すかだった。僕は優柔不断だから、どうするかさんざん迷った揚げ句、8分で取り出すことにした。僕はどきどきしながら待った。そして皮をむいて食べる時が来た。僕は「いただきます」と言うが早いが食べ始めた。すごく美味しくてまるでほっぺが落ちそうなくらいだった。他の人と食べ比べをして自分のが一番美味しかったのでうれしかった。
 タイミングが悪かった時もある。それは麻雀かスポーツだ。麻雀は立直のことが難しい。立直は早くし過ぎると振り込んでしまうし、少し高い手も作れない。しかし、遅くし過ぎると流れてしまい、立直棒が戻ってこない可能性が高い。また、野球では遅い球が来た後に速い球が来るとついていけない。さらに盗塁するのもピッチャーのすきをつくのにいつがいいかタイミングが悪いとアウトになってしまう。
 お母さんに聞いた話もある。お母さんがタイミングが難しいと思うのはけんかで謝る時だそうだ。親友とけんかをした時は、二人ともそろそろ仲直りしたいなという時にどちらからともなく謝るそうだ。お姉さんとけんかをした時は自然に仲直りをしていたそうだ。これこそ以心伝心だと思った。
 タイミングというものは、重要で難しいものだということが分かった。

   講評   kia



  清書と読解問題がんばったね!

  暗唱もこの調子で続けていこうね!



                  

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