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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   身近な民主主義   おめか

私たちは民主主義を守っていくべきだ。
その方法として第一に、周りの人間、つまり各自が納得する生活を送ることだ。私はクラスで学級委員をやっているのだが、クラスで何か行事についてのことなどを決めるとき、いつもはっきり自分の意見を言う。クラスの子たちは意見を出してくれることが少ないので、ほとんど自分の意見が通る。それはそれで個人的には満足だが、もっと他の子たちの意見を聞いて決めたいという気持ちがあるのだ。クラスのことなのだから、そのクラスに在籍している人ひとりひとりが意見を持って決めることによって、各自納得できるはずだ。そうすれば、納得した上で各自取り組むことができると思う。
第二の方法として、国民がどんな意見でも言えるような権利のある国にすることだ。現在の北朝鮮では国民にそのような権利はない。人間は、誰しもが意見を持つ生き物であるし、それを言う権利がなければ、奴隷にしか思えない。昔の日本も、軍事政治の中で、天皇の命令は絶対という風潮があった。その為、国民の意見は有無なく戦争を始めたり、その戦争に男性は兵隊として戦場に行ったり、ということが普通に行われていた。本当は皆、こんな生活は嫌だと思っていたはずであるし、それでも逆らえない社会であった為に苦しく悲しい思いをすることになってしまったし、また最悪な歴史を作ってしまったのだ。やはり、誰しもが意見を言えるような国にすることで、争いが起きづらくなったり、また、平和に近づくことができるはずだ。
確かに、色んな人間が居るのだから、全員の意見が揃うはずはない。しかし、「いま何がないかより、いま何があるかで発想しよう。」という名言にもあるように、どんな意見でも無いよりは有る方が方向性がでてくるのかもしれないのだから、有るならなるべく意見を出して、その数々の意見からまた考えたり行動したりすれば、良い方向にでも悪い方向にでもどちらに進むにしても、その問題からは前へ進むことができるのだ。まずはある問題から一歩でも進むことで、豊かな生活(民主主義)を守っていけると思う。

   講評   hira

「納得」これは民主主義を考える上でいいキーワードを見つけましたね。より高いレベルでの納得を目指すべくいろいろな意見がぶつかり、多角的な視点でよりよいものに練り上げていくことが大事です。今月もがんばりました!

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