創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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大人になると・・・ ハッピームーミン
大人たちは空を飛ぶことや東名になることはありえないと考えることが習慣になっている。しかし、子供たちはそのようなことを知らないので不思議に思う。なぜならば子供は、この世界では何がありで、何がありではないかよく知らないからだ。私たちは、子供のうちに、この世界に驚く能力を失ってしまうらしい。それによって、私たちは大切な何かを失う。
私は、小さいときによく母に「どうして、どうして。」とばかり聞いていた。いつも何かを見ると、とても不思議に重い、質問をしていた。しかし、今ではまったく疑問に思わなくなった。だから、子供のときに考えていたことがよくよく理解できない。たとえば、小さいときに時虹をあるけるとおもっていた。母は、
「早くねないとこわいおばけが連れて行ってしまうよ。」
と私をおどかした。今では信じられないがそのときの私は弱虫だった。トイレにいるのもがまんできるほどはやくねていた。
母に小さいころの事を聞いてみた。まだ私が三歳ぐらいのときは、子犬のようにボール遊びが大好きだったそうだ。ボールがあれば一日中一人でいても、ずっとボールで遊べるぐらい好きだったらしい。ほかには、レゴやひたすら紙を縦にきるのが大好きだったらしい。いまでもボールを使うスポーツは大好きだ。まさに「三つ子の魂百まで」だ。私は三才ぐらいだったころ「何で空は青いの。」とか「何で犬は『ワン』とほえるの。」などいつまでも聞いていたらしい。そしてそのような質問に答えるのに、母はずいぶん困ったらしい。もし私が母親だったら、答えるのに苦労して、きっと自分でもなぜだろうと思う
人間にとって成長するということは、不思議に思ったり驚くことを失ってしまうことだと思う。子供のときは、なんでも大人にどうしてこうなるのと聞く。しかし大人はそのようなことに興味を持たなくなってしまう。なぜこうなるのかを理解してしまっているので、疑問と考えないことが常識になってしまう。それに対して、子供のほうが想像力が豊かである。彼らは、大人が考えないような奇想天外な話が思い付く。私は、大人になっても、子どのようなイマジネーションを忘れないようにしていきたい。
講評 inoko
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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