対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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正月 きしや
スリー・ツー・ワン・・・パーン。
「あけましておめでとうございます。」
「2010年がやってきました。」・・・
テレビではカウントダウンが終わり司会者がいろいろとしゃべっている。父は、
「さて、もうねるか。おやすみ。」
「おやすみ。」
と二階へあがっていった。またお正月がやってきた。紅白も終わり新しい年だ。昼政治家が年が変わっても不景気は変わらんといっていた。新型インフルもなかなかおさまらない。、いやなことは良くなってほしいとだれもが思うだろう。けれど、できるわけがない。お正月は始まるが。さて、我が家のお正月はどうかな。今年はどうなるだろうか。
いつものお正月は紅白の感想を言ったり、テレビを見たりと家族でにぎやかに過ごす。妹は去年紅白で4年連続白が勝ったので、
「また白。白ずるい。」
と言っていた。テレビはお正月は、どこのチャンネルでもスペシャル番組をやっている。クイズ、歌、アニメ、映画・・・お正月番組は華やかだ。遊びでは、毎年、カルタ、トランプ、どこでもドラえもんのボードゲームをしている。とくに今年は妹がどこどらの3 (スリー)を買うとはりきっていたので、たくさんやりそうだ。すごろくもよくする。3年前、ぼくがクリスマスにどこドラをもらってからは、そっちの方をたくさんやるようになった。そして忘れてはいけないが初もうでに行くことだ。母が、「遠州7福神めぐりをしよう。」と言っていたほどお正月は神さまの行事が多い。また毎年おぞうにを食べる。祖父母の家にも行く。そこで、おせちを食べることも多い。そして何よりも1番の楽しみがお年玉だ。祖父母や父母の友達、親せきなどからももらう。だいたい合計1万円くらいもらえる。ベネッセの調査によるとお年玉の金額は不景気でも減る人はあまりいないとあった。これほど日本ではお年玉は習慣化されているのだ。お年玉は高価なものを買うチャンスだ。これで景気がよくなればいいのだが。(笑)でもほとんど貯金されてしまう人もめずらしくない。いや、もっと言えば1銭も貯金されない人の方がめずらしいだろう。貯金されてすずめのなみだほどしかもらえない人もいる。ぼくも5年生までのは貯金されてしまった。でも今年のは自分で使っていいと許してもらった。うれしいことだ。
父と母がお正月について教えてくれた。母が子供のころは、家に親せきが来て、男たちはドンチャンさわぎだったという。女の人たちは酒や料理を用意していた。母はずるいと思ったという。いつもいとことゲーム大会をするという。ボードゲームやトランプにチョコレートをかけてやっていたという。初もうでは、住吉大社にいっていたそうだ。5,6日ごろは友達と遊びに行ったらしい。父は岡山の実家に行って年末にもちつきをしたそうだ。そのまま年をこすこともあったし、家に帰ったこともあったと言う。たこあげを近くの田んぼでしたそうだ。三角のたこを飛ばしていて、農家の人に怒られたり、糸が切れたとき阪和線の電線に引かからないか心配したこともあったという。このような日本の伝統である正月をうけついでいかなくては行かないと思っている。
日本人にとって正月とは、なくてはならないものだ。子供にとって正月がないと困る。日本の神を迎えるための正月をうけついでいきたい。
講評 koni
清書ができました。読解問題もがんばったね。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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