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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   友達のありがたみ   マーブルチョコレート

「Rちゃん、おはよう!」
「おはよう!!」
毎朝、教室に入ると、あいさつを友達同士かけ合って自分の椅子に座る。私の宝物は数え切れない程、たくさんある。そんななかでも特に一番というものがある。それが『友達』だ。なぜ、私の一番の宝物が友達なのかというと、学校生活の中で友達とはかなり重要な役割を果たしてくれるからである。友達と楽しく時間を過ごせるというのは、とても嬉しいと思う。私の友達の中でも、特に仲の良いと思うRちゃんといるときはすごく楽しい。
 私とRちゃんが出会ったのは、5年生のクラス替えの時だった。まだその時は、お互いのことを全く知らなかった。そのため、すれちがっても他人行儀であいさつなどをしていた。ところが、去年の1月の時の事だ。「百人一首大会」のエントリーの時に、偶然にもRちゃんと一緒になった。百人一首が好きという共通点から、私とRちゃんは意気投合したのだ。そこから、時々Rちゃんとも遊ぶようになった。百人一首やバトミントンなどをして、私とRちゃんは親しくなっていたのである。私とRちゃんは百人一首のほかでも似ているところがある。私の趣味や考え方はRちゃんとほとんど一緒だった。今では、自分の悩み事を聞いてもらったり、楽しく笑っていたりすると、
「友達って本当にいいものだな〜。」
と実感するときがたくさんある。
 私とRちゃんは、滅多にけんかをしない。それでも、私たちも感情を持ち合わせている人間のため、けんかもする。ところが、けんかといってもつかみあいの大喧嘩というような激しい、ものではなく、長期戦の口けんかのようなものだった。原因は私だ。Rちゃんが私に教えてくれたひみつを私がついうっかりばらしてしまったのだ。そのせいで私はRちゃんに2、3日程度口も聞いてもらえなかった。その2,3日間の学校生活は前と比べものにならないくらいつまらないものだった。例えば、休み時間の時に、いつもだったらRちゃんと仲良く談笑していたのが、その時だと1人で寂しい思いをしなくてはいけなかった。その長い間、自分を反省した後で、Rちゃんに
「この間はごめんね。」
と勇気を出して謝ると、
「いいよ」
とRちゃんは笑ってゆるしてくれたのである。この瞬間に、さらに友達のありがたみを知ることができた。
 人にとって友達と親密な関係を築くということとは、人と人とのコミュニケーションのとりかたを十分考えることにもつながる。1人でいては楽しくない。そのためにも、友達をたくさんつくって、生活を楽しむ。そこで、友達と関わるということで自分を高めることにつながってくるはずだ。友達はとても大切な存在だ。その関係を続けると、友達の輪はもっと広がる。
「バイバイ! また明日ね!」
「じゃあね!Rちゃん」
放課後、学校の授業が終わり、みんなが帰り始める。私とRちゃんも、さよならのあいさつをしてから、それぞれの自分の家へ帰った。

   講評   onopi

 この作文を書くことで、友達の大切さを十分認識し考える機会になったかなと思います。自分の考えをしっかりと伝えることができましたね。よく書けている作文です。
 

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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