国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   いつまでも友達とは仲良く・・・   のここ

 「何で忘れるんだよお。」ある日、僕は友達が持ってきてほしかった物を忘れてしまい、口げんかが起きた。その時のことはとてもよく反省している。でも、ここで疑問に思うのが、何か自分が悪いことをして反省するのはとてもいいことだが、どうすればまた同じような失敗をしないですむのかと、中身を考えなければ意味がない。他にも、戦争をしてしまったことなどがある。戦争だって、原爆を落とさなくても話し合ったりして、戦争を終わらせる方法があったかもしれない。
 確かに、戦争をしてしまったことや、けんかをしてしまったことを反省することは大切である。理由は、また同じようなミスが出ないようにするためである。例えば、学校で友達が明日僕に持ってきてほしいものを言ってきて、その次の日、僕は友達から言われたものを家に忘れてきてしまったのだ。あの時のことは反省している。なぜならそれで友達は宿題を終わらせることが出来なかったのだから。幸い、口げんかだけで済んだから良かったけれど、これは友達との約束を破ったことになるのだ。僕はとても友達に失礼なことをしてしまったのである。もし、これが逆の立場だったとしたら、僕も怒っていただろう。少し子供みたいなことを言うが、自分がされていやなことは、友達にしてはいけない。その時から、僕は友達を裏切るようなことはしていない。
 でも、どうしたら戦争はもう起こらないか、けんかはしなくて済むのかと、中身を考えなければ反省をしていても意味がない。なぜなら、たまに先生が生徒に注意をしていて、「本当に反省してんのかよ。」と言うように、一見反省はしているようだが、また同じようなことで注意されるということがあり、それを防ぐためである。例えば、昔話の実例ではさるかに合戦が挙げられる。さるにいじめられたかには、かに達のしっかりとした計画によってさるを倒すことが出来たのである。それに、先ほどの僕が友達との約束を破ってしまった例でも、その友達がどうすれば自らが明日持ってくるものなどを忘れずに出来るかを教えてくれた。それは、紙に書いておけばいいらしい。これはありがたかった。なぜなら、自分だけで反省していた時は、正直どうすれば忘れ物をしないで済むのかを考えていなかったからである。僕は友達に感謝し、その友達とも仲直りして、良かったというふうになった。
 確かに、外側だけで反省するのも中身を反省するのもどちらも大事ではあるが、一番大切なことは、知識がはしごを作ったのではなく、二階に上がりたいという熱意がはしごを作ったのだという名言があるように、自分たちが戦争を起こさないという気持ち、けんかはしないで仲良くするという気持ちが大切なのではないだろうか。気持ちは何よりも強いもので、気持には何もかなわないと思っている。だから、僕もたまにはけんかをしてしまうが、友達を裏切ったりしたくない。だって、友達と仲良しの方が楽しいから・・・。

   講評   iyo

 こんにちは。いつも真面目に取り組んでいますね。清書では、最初の要約の部分をうまく自分の出来事に引き寄せて書きかえることができました。



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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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