国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   UNOは楽しい   N・Y・A・Y

「UNOをやろう。」
とお兄ちゃんが家族みんなに言いました。みんなは、「OK!」
とにこにこして言いました。お母さんが、「お兄ちゃん、みんなの分を配ってね。」と言ったら、
お兄ちゃんは、「うん。わかった。」と言ってカードを並べ始めました。
 お正月に、おじいちゃんとおばあちゃんの家に行きました。お母さんの妹の家族も福岡からやってきていました。
 UNOのルールは、ワイルドカードが五十点、ドローツーなどは二十点で、数字のカードは、その数字が点数です。
 持ち札のカードの合計点が少ない人が勝ちです。ぼくたちのルールは、十回ゲームを行って、その回の1位が一万円、
二位が五千円、三位が千円分、おもちゃのお金をもらえることにしています。十回終わった時にだれが、一番お金を持っているかで勝負がつきます。
 1回目は、みんなでじゃんけんをして勝った人から出して、時計回りで順に出します。二回目いこうは、前の回のビリの人からです。ぼくは、いいカードがたくさんきて、お金をじみちにふやしていきましたが、ドローツーが五回ぼくの前で続いてしまい、ぼくは、ドローツーのカードがなかったので、合わせて十枚引くことになってしまいました。
 「えー。」
とぼくは、思わず心の中でさけんでしまいました。いっぺんに十枚もひくことになり、とてもびっくりしたからです。いっぺんに十枚もひいてしまったので、ぼくのカードは、まるでおうぎの形のようになってしまいました。お母さんに、
 「直紀のカードは、おうぎみたいな形で、ワイルドカードやドローツーのカードがたくさんあるかもしてないので、となりの人はドキドキだね。」
と言われました。でも、ぼくは、もしかして、ぎゃくに、いいカードがきていたので心の中で、
 「ラッキー」
と思っていました。やはり、その後は、じゅんちょうにカードを出すことができ、けっきょく三位になりました。ぼくは、UNOは、まるで人生ゲームみたいだなあ、と思いました。
 お父さんは、子どものころは、北海道札幌に住んでいたので、外で雪がっせんをして遊んでいたそうです。ぼくは、自分も外で雪がっせんをやりたいなあ、と思いました。
 ぼくは、どちらもおもしろそうだけど、やっぱり、UNOのほうが、いいなあ、と思いました。
 「UNO!!」と手持ちのカードが1枚になったときに大声で言いました。
 あともう少しで上がりだ。

   講評   hira

 最後の清書を飾るにふさわしい素晴らしい作品に仕上げられました。一番、ドキドキの場面が自分の気持ち、お母さんのコメント、そしてとびきりのたとえで鮮やかに描けています。二人の気持ちがそれぞれ違うのがおもしろいね。
 ものすごく上手になったと思います。ぜひ自信を持って下さい。お別れはさびしいですが、この作文での努力のように、いろいろなことを工夫して全力でチャレンジしていって下さいね。元気でね。応援しています!

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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