低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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やっぱり最高休み時間 ネッシー
「急げえ、他の組に取られるぞお。」
休み時間、ぼく達は全力でろう下を走りぬけます。そして、クツを無造作にはきかえて外に飛び出します。今日は、そんなぼく達には無くてはならない休み時間について書きたいと思います。
まず、晴れの日、ぼく達は外でまるで犬の様にかけ回りながらドッチボールをします。ぼくは一度だけ一日に五回相手にボールをぶつけたことがあります。その時、ぼくは飛びはねながら喜びました。
また、雨の日は一人で図書室で本を読みます。最近は「ハムスターの研究レポート」というマンガにハマっています。でも、お母さんは、毎日
「字の本を読みなさい。」
と言ってばかりいます。
しかし、こんなぼくも昔はずっと相談室ばかり行って他はどこにも行こうとしませんでした。なぜ、そんなにも相談室ばかり行っていたかというと、その時の相談室の先生はG・G・Sというぼくの一番好きな先生だったからです。どこが好きかというと、ふつうの先生の様に上から目線でなく、子どもの目線で物事を考えてくれるからです。またぼくがS先生っていい人だなあと思ったのは、誰かが相談に行くと、二人だけで話す場をかならず作ってくれるところです。ところが今G・G・Sは脳卒中でたおれてしまいました。ぼくは、夢でもいいからまたG・G・Sの相談室で遊びたいと本人に言いたいです。
もしも、ぼくが相談室の先生になったら、また子ども心にもどることができるかもしれないので、最高の先生になってみんなと休み時間を楽しみたいです。
この文を書きながら改めて休み時間ってやっぱり最高だなと心の中で思いました。
「休み時間終了です。」
また、みんな走り出しました。
講評 kou
天気にあわせて楽しくすごす現在の休み時間のようすと、以前の休み時間のすごしかたがバランスよく書かれていました。S先生の病気が良くなって、また元気な姿を見せてくれるといいですね。ネッシーくんの思いはきっと佐藤先生に通じることと思いますよ。
今月は暗唱もずいぶんがんばりました。2月からもこのちょうしでね!
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