国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
清書 かよま
人間は工学的、数量的にあらわせるものが正しいと考えている。そういういろいろな技術を駆使して作られた都市がブラジリアである。しかしブラジリアにはなかなか人が住み着かない。人間は整った空間より、ごちゃごちゃした空間のほうがすきなのである。しかし、私はそうは思わない。
まず、人間誰しも整っているほうが好きである。私もきれいに整っているほうが好きだ(片付けるのは嫌いだが)。例えば、寝るときにシーツがぴんと張っていないといやである。皺があるといらいらして寝られないので、いつも寝る前に直している。
社会全体としては、町が整っておらず、汚れているのは気持ちが悪い。ポイ捨てされた吸殻があるところはさらに汚くなりやすいという研究結果があるが、人間、汚れたところを見ると汚してもいいという気持ちになってしまうだろう。
人間は今の状態を基準にしてしまう。確かに多少汚れていたほうがとっつきやすくもあるのだろうが、汚れたところが基準になってしまうと、汚いところはすぐにさらに汚くなってしまう。「危険に立ち向かえばその危険は半分になるが、危険に背を向ければその危険は2倍になる」という名言がある。汚れたところはきれいにしていないといつかそのツケが来るので、身の回りはいつもきれいにしていたほうがいい。
講評 hira
名言は、こちらが恐ろしくなるくらい(笑)迫力のあるものを選べました。(探してきたのだよね)より強気に書き上げられたと思います。この調子で練習していきましょう!
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