創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   遊びたいのに…   みっくまっく

 「はぁ〜っ、今日もドリル? ま、や〜ろう。」
私が今やっているのは漢字ドリルです。なぜドリル?と思う人もいるだろうけど、なんでかは、学校ではドリルチェックというのがあるので、それにドリルをやったところまでが合わなければいけないのです。そもそも、ドリルチェックというのは何?かというと、例えば十二月十六日までに三十番までやるとか、そういう期限を表す言葉です。私は、ドリルチェックには間に合っているけど、ゴール(ドリルの終わり)までもう少しってところだからラストスパートをかけて、最後を目指し夢中で進めてるんです。ドリルも面倒くさいけど、先に終わらしてしまうと、後ですご〜く得って感じがして、家に帰ったら一つだけで遊びっぱなし…そういう風な生活ができます。だけど今は…やってもやっても増える…という苦痛の日々ばっかり。まるでマッチ売りの少女みたいです。話が変わるけれど
気になるドリルのやり方は、私の場合は、まずドリルを進める、次に丸付け、その後にはすぐ直し(間違えなおし)をやるというタイプです。
 「やっと終わったぁ〜。気持ちい〜い。ってガーン。まだ、丸付けと直しが…。ま、やっちゃおう。」
あと二個。あと一個。
「終わったぁ〜。」
私は、登って登って登りきったゴールを目指すことができました。あと休み時間ももう二十分。
「早く〜ぅ。」
と葵。
「もう、遅〜い。」
と残りのみんな。
「ごめん、ごめん。」
と私。
 もう一つ、休み時間にやることは、・・・大なわです。でも、やる人が前は二〇人近かったのに今はなんと・・・五人以下になってしまいました。何で皆やめてしまったか・・・それは一組、二組、三組の中で一番のおおなわの跳べた回数が多いのは・・・私のクラス、三組なのです。だから皆は負けっこないさ〜と、大なわをやめてしまったんです。もう大なわをやっている皆も、先生も、怒ってしまったんです。そこへ葵が急に突っ込んできました。 
「あの子達さ、目の前で大なわやってんのにさ、ドッジボールとか鬼ごっことかやってんだよ。すっごくなさけないとおもわない?」
。 私達は、その事で大なわをやる人を呼びかけているのです。
その姿は、まるでボランティア会員のようです。 
「私達は絶対にやめないっ!」。
私達は、運命共同体みたい。
「はいっ。今日の練習始めっ!」。
私は心の中で思ったことは、何が何でも頑張れば、努力は報われるということと、休み時間は、次の授業にやるきをあたえてくれるということです。私は、ドリルのページをめくりかけた。と,その時
「はやく。」
とろうかで声がした。大なわを持った私が、かけだした。

   講評   sarada


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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