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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   わらえなかった帰り道   ハンナモンタナ

 私の学校は、赤・青・黄色コースがあります。そして私は、黄色コースです。私の家はマンションで、黄色コースの中で一番遠い所にあります。でもそこには、同級生のお友だちがいっぱいいます。だから私は、いつも一人ぽつんと帰らないでみんなで楽しく帰ってこられます。 私は、一年生の時からずっとそうですが、男の子とくらべてすごくおそいです。なぜかというと、みんなで話しながらゆっくり帰ってくるからです。だから、たとえばふつうだったら三時少し前に帰ってこられるはずなのに、私たちだったら三時半ぐらいにしか帰れません。だからいつもお母さんに、「すっごいおそいよ。だからもう少し早く帰って来なさい。」とおこられてしまいます。 いつもは楽しく帰られるのに、その日だけはわらえませんでした。それは、二年生の時です。その日は終業式で通知表が配られました。そしていつもの仲よし三人グループ三人むすめで帰りました。そしたら、Hちゃんが「通知表見せて。あーちゃん、ななちゃん。いいでしょ。」私とななちゃんは、「え〜!」とおどろいてしまいました。なぜかというと先生が、「通知表は、お友だちに見せるものではありません。先生と家の人に見せるものです。」とやくそくしたからです。でもHちゃんは、「ねえ。いいでしょ。人の通知表見るのってさい高じゃない?」私とななちゃんは、「う・・・・ん。」と強引に見せられて、そして私とななちゃんのも見られました。Hちゃんは、「今日の帰り道は、すっごくさい高だったなぁ。」とわらったけれど、私は全ぜんさい高ではなく、さい悪でわらえませんでした。帰ってお母さんに帰り道のことを話すと、「じゃあ三年生は見せないってやくそくしようね。」とやくそくしました。 そして三年生では、お母さんとのやくそく通り、通知表をお友だちには見せませんでした。ななちゃんも見せてなかったので、多分私と同じ気持ちになったのだと思いました。 私は、ゆっくりでも楽しいお友達との帰り道が大好きです。悪いひみつをして帰る帰り道よりも、いいひみつをして帰る楽しい帰り道の方がいいと思いました。

   講評   kirara

 まだまだ寒い2月ですが、春の足音もきこえそうですね。寒さにまけず、楽しく作文を書きましょう。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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