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　　　はじめてのうみのそこ　　　クポノ

　冬休みの中の十二月二十五日に家
ぞくりょ行でハワイに行った。そのハ
ワイの海で、せん水かんのアトランティ
スごうで海のそこ三十メートルまでもぐ
った。せっかく、せん水かんにのりにき
たのに雨が、ふっていたのでざんねん
だと思っていたら、いきなり雨がやみ
空ににじがかかった。ぼくは、生まれて
はじめて、本もののにじを見た。ぼくは
思わず、
　「ヤッターにじだー。すごいなあ。」
とさけんだ。そしたらみんながぼくを見
てわらっていた。
　ハワイでしか見られないたくさん
んの色をした、うつくしいさかな
を見ることができた。サメをちか
くで見ることができた。ちんぼつ
した船と、ついらくしたひ行き
が、海のそこにあった。それはさ
かなたちのすみかだった。そこには、
海ガメが立っているように見えた。
　ハワイでは、カメは大じにされて
ていて、さわるとばっ金をはらう
ことになってしますそうだ。
　海のそこへ行けば海のそこへ行
くほど赤がむらさき色っぽく見え
るからさんごもじっさいよりも黒っ
ぽく見えた。
　ぼくは、まるでうらしまたろう
になったきぶんになった。
　
　

　

　　　講評　　　souyo

　雪がすこしつもりましたね。