低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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清書 読解問題 きこう
3年前の一月、僕はH中学校を受験することを決意した。そのために、僕は友達と遊ぶ時間を惜しんで受験勉強に励んだ。 ある日、母親が
「2学期の通知表ちょうだい」と言った。僕は、H中に入学するためには一斉テストの他に内心も影響するのだと言うことを親に教えてもらった。結果的に僕は合格することができたのだが、テストの点数を見たときは驚きを隠せず、内申があったから合格したのだと思うと何か後味悪かった。僕は、こんなことがあってから、内申は不公平ではないかと考えるようになった。テストは、同じ日に同じ内容で一斉にやるけれど内申は学校によって評価基準が違うからだ。このように僕は本番で力を発揮できるようにして生きていきたいと思った。
その方法としては第一に、練習を本番、本番を練習だと思うことだ。僕は陸上の練習で、1500Mや、3000Mを走るとき、走る本数や距離は本番に比べて長いけれどその中でも本番を想定した走りをするように心がけている。例えば、同じ中中、長距離を走る先輩を本番で競争する敵と見て、常にレースに出ているときのように走る。すると本番でも練習の時のように走れば自分のベストが尽くせると思う。速い先輩がいてくれることで、僕は走っている途中にペース配分やラストスパートなどの戦術的なことを学び、それを吸収して先輩に勝負を挑むことでよかった点、また反省すべき点を見つけて自分が高められる。こうして、僕は本番でよい成績を残すために練習をして練習では力が出せるように考えながら走っていきたいと思うし、本番では練習したことを思い出して記録に繋げたいと思った。次に第2の方法として大会や試験に向けてまた、仕事などに集中できる環境を作ることだ。受験を一週間後に控えている人が、家の中で兄弟に騒がれてしまっては集中できず勉強にならないと思う。細菌学者、北里柴三郎は破傷風菌の純粋培養に成功した。彼は当時、医学の進・u桙ナいたドイツで研究に研究を重ねた。多いときには一日中飲まず食わずで研究室にこもり顕微鏡をのぞき込んでいた。そこは彼にとってとても集中できる場所だったのだろう。やはり頭だけではなくて自分の研究しやすい環境にあったこともこの偉大な発見につながった所以なのだと思う。このように、ここぞと言うときに力を発揮するには集中してできる環境がなくてはならない物になるのだ。
確かに、本番に向けてコツコツやっても力が発揮できないことがある。しかし、「才能とは、自分自身を信ずる能力である」という言葉があるように僕はこれからも自分がやってきたことを信じて、勉強、部活などあらゆる面でよい成績を収められるように本番で力を出し切りながら生きていきたいと思った。
講評 kamo
今月も、立派に清書まで仕上げられました。
また2月もがんばってやっていこうね!
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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