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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   かべにむかってさか立ち   きやま

今週の水曜日に、お友達のNちゃんとあそびました。たいそうごっこをやっていたら、Nちゃんがさか立ちをやっていました。だからわたしもやってみたくなりました。でもやってみたらそうかんたんにはいきませんでした。こわくて足が上がらなかったからです。三十回ぐらいやっていくと、なんとなくできてきました。四十回ぐらいやってみると、足がだんだんかべにつくようになってきて、ななみちゃんに
「さいごの一回!」
と言われてやってみたらできました。その時ちょうど夕やけチャイムが鳴りました。お家でももちろんできました。そのとき手のきんにくがやぶれそうだったし、自分の体じゅうがこんなにおもいことをはじめて知りました。目はやさしい目にしてもどうしてもこわい目になります。ぎゃくにもっとこわい目になります。はじめは足がくっついているのに、だんだん足がはなれてきます。おかあさんに見せたら、
「えっ、すごいっ!どこでできるようになったの?Nちゃん教えるのうまいね!」
と言われました。
「なんにも教わってないよ!」
とわたしがおこるように言うと、
「なるほどね。教えてもらうより、うまい子のを見たほうがさんこうになるもんね。」
とおかあさんが言いました。こんどは、かべがなくてもさか立ちができるようになりたいです。

   講評   kira

 てくてくさん、こんにちは。2月もがんばろう。


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