低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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ドキドキ バービー
ドキドキ
『ドクン、ドクン、ドクン、ドクン』
私の心臓が鳴り響く。今日はバスケの決勝戦。今回で2回目のバスケの決勝戦だ。今回の相手はとても強くて学校も有名でレベルの高い人たちと戦うのだ。私はバスケの試合で緊張することは慣れているが、決勝戦だとしても、1位と2位が決まるのだから、いつになっても緊張はする。でも私はいつも『その立場にならなきゃわからないからそのときにやろう!』と思う。簡単に言うと『やっつけ』だ。笑 しかし、『やっつけ』でやるのは、ポジティブでもあると思う。なぜなら、『今緊張してクヨクヨしていたって、何も変わらない。それならなんで緊張をしているのだろう?』と思う。そのおかげで、最近はあまり緊張する事なく、スムーズにやれる。そして、どうしても緊張する時は、ゆっくり深呼吸を2、3回するといいみたいだ。
私は何でもやっつけでやるタイプだ。『やっつけ』と聞くと、なんだかあまり良く思わない人がいると思うが、私の場合、『やっつけ』のおかげで何でも上手くいっている。例えば1回しか行ったことのない場所。それを次からは一人で行くのだ。そういう時、私はネガティブに考えてしまうが、その後自分に『ポジティブに考えろ。ポジィティブに考えろ。』といい聞かせる。そのおかげで、毎回『ここら辺かな』と思った場所が当たっていたりするのだ。だから、『やっつけ』でやるのは以外といいのだと思う。(宿題や勉強など以外の場合)
母はこのあ前
あった、補習校の授業参観で私がやるスピーチの時に緊張したと言っていた。まるで自分がスピーチをやるみたいに。
私は小学五年生の体験入学でのキャンプのことについて話したが、とても心配だったという。私はこのときもやっつけでやっていたが、すこし緊張していた。だが、母は私はあまり緊張したようには見えなかったと言っている。それに、私はアドリブばっかり言っていたと緊張どころか恥ずかしかったと言っていた。私はこれを聞いて少しがっかりした。しかし、やはりやっつけでやるとあまり緊張しているようには見えないし、とてもいいことだという事を知った。でも、『一年の計は元旦にあり』というように、計画を立てて実行した方がより上手くいく可能性があると思う。
『ドクン、ドクン、ドクン、ドクン』
緊張する時には色々なパターンがある。一つ目は大好きに思いを伝えたり、何かをしたり、する時。二つ目は人前で何かをするとき。三つ目は何かやってみたいものをやる時(つまり勇気が必要な時)、などなど。私はいつも勇気が必要な時に緊張をするタイプだ。
人間にとって緊張とは一段と成長するチャンスみたいなものではないのかと私は思う。なぜなら、これは補習校の先生に教えてもらった言葉だが、『ピンチはチャンス』。つまり、緊張してパニックになったり、ピンチになる。しかし、それを長い目で見ると、そのときのピンチは次の新しい自分に生まれ変わるチャンスだったりするのではないのかと。私はそう思う。だから、緊張したりすることはとてもいいことだと私は思う。
講評 takeko
とてもいい作文になりましたね!
「緊張」について、いろいろな角度から考えられました。体験実例と、意見がバランスよく入っています。
たとえば、「今緊張してクヨクヨしていたって、何も変わらない。それならなんで緊張をしているのだろう?」という文や、緊張するときのパターンを考えた部分、そして、「『ピンチはチャンス』。〜、そのときのピンチは次の新しい自分に生まれ変わるチャンスだったりするのではないのかと。」という、先生から聞いたことばもおりまぜての意見のところは、とてもいいですね!
発表はする側より見守る側のほうが緊張する、というところもよくわかります! 見守る側は自分で行動できませんから、いっそう緊張しますよね。
ここでは、バスケットの試合結果はどうだったか、も最後に少しふれるといいと思います。読者はみな、結果が知りたいと思いますよ! 課題はみんな、よくできました。
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