国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   私の家は自動車が   みゆあ

 筆者が住んでいる家の前の細い道は、都内では珍しく舗装されていなかった。道端には雑草が生えていて、家々からはみ出した樹木が日陰をつくっていた。この道は、いろんな人や動物が通り、近所の子供たちのたまり場でもあった。ここで地球のかけらを見つけたのだろう。筆者の隣のおばあさんは、道端に咲いたねこじゃらしや雑草、すみれまでも摘んで帰った。しかし数年たつと道は舗装され地球のかけらではなくなってしまった。人間の自然に対する態度は時と場所によって様々で、ハイキングに行ったら緑がいっぱいで気持ちがいいなんて言うのに庭に生えている雑草は引き抜く。雑草のようにたくましい・生命力が強いということはあるが、かわいいというと九十九%の人は怒るだろうが、筆者は残りの一%に入る。(要約)
 私の草むしりの思い出は、小学校のとき、一学期が終わると学団の全員で神社の草むしりをしたことだ。終業式の日、いったん家にかばんを置き、道具を持って草むしりや掃き掃除をするのだ。その神社は小さな山の斜面にあって、たくさんの階段がある。神社の裏の道を登って降りれば、「市民の森」という大きな公園につながる。だから、私たちがとてもよく通る神社なのだ。みんな、感謝の気持ちを込めて一生懸命掃除する。なので、いつも予定の時刻より早く済む。ここの神社は、文章の道と同じく、いろんな人が通り、小中学生のたまり場だ。この神社は、いつまでもそんな場所であってほしい。
 また、同じころ、そのあたりで住宅地化も少しずつ進んでいた。神社のある山も含め、数キロにわたって連なっていた山は、国道で二つに切られてしまった。また、山の木々は一部伐採されていた。周りの田んぼは次々とつぶされ、団地にかわって行った。少ないけれどあった空き地も住宅に代わり、家の周辺の自然はどんどん減ってきていた。私に限らず、みんな悲しかった。私たちが住んでいたところは、田舎だった。田舎といえば自然と考える人が多いだろう。しかし、田舎でも森林破壊は進んでいる。破壊している人たちは平気でそんな事をしているのか。できることならそんなことやめてくださいと言いたかった。少しぐらい不便でもいいから、自然を壊さないでほしかった。
 人間にとって自然は、生きてゆくために不可欠な存在である。植物がないと食べ物がなくなるし、酸素を作っているのも植物だから、植物がなくなれば私たちは必ず死ぬだろう。だから、森林を破壊することは、自分たちを殺すことにもつながる。そういうことを考えてから、森林を伐採するべきかどうか考えてほしい。今、いろいろな環境に良いことをする団体が増えてきているが、環境を悪くしてから直すのではダメなのだ。最初から壊さなければいい話なのだ。一刻も早く森林破壊を止めてほしい。だから、そのためにも私たちは、環境団体に参加したり、環境に良いことを進んで行うべきである。そのことをみんながすれば、必ず環境は良くなるはずである。自分だけなら…とみんなが思うから、環境は一向に良くならないのである。

   講評   ogi


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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