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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ちょうど良いタイミング   かえるのぴょん

 そっ啄の機という言葉は、得がたい好機の意味で使われるが、比喩であって、もとは、親鶏が孵化しようとしている卵を外からつついてやる、それと卵の中から殻を破ろうとするのとが、ぴったり呼吸の合うことをいったもののようである。早すぎず遅すぎず、まさにこのときというタイミングがそっ啄の機である。それにめぐり会えたとき、奇蹟が起こるというわけだ。学んで時にこれを習う、そっ啄の機はいつやってくるかしれない、折にふれて立ち返ってみる必要がある、と教えているのであろうか。
 ぼくもこの長文と似た話が二つある。一つ目は、学校のキャンプで三年生の時に五年生と海で遊んだ時の事だ。海に行く時に先生が
「明日は、雨が降りそうなので、ニイナ取りに行けないかもしれません。今日は、いっぱい泳いでください。」
と言った。ぼくは、ニイナを一回しか見たことがなかった。海に行った後、チームのみんなとニイナをさがしに行くことになった。石がいっぱいある所についた。ぼくは、目を皿のようにしてさがしまわった。水たまりの所を見た時にぼくは
「いた。」
とつい大きい声で言ってしまった。そこには、大きいニイナがいっぱいいたからだ。その横にカメラマンが通ったので、ニイナと一緒に写してもらった。キャンプが終わって、学校に送られて来た写真を見ると、ぼくとニイナだけがどアップになっていて、とてもうれしかった。こんなことができたのは、タイミングが良かったからだ。
 父にも、タイミングが良かったことや、悪かったことを聞いてみた。すると、
「もちつきをする時にもちをこねる人ともちを打ちおろす人のタイミングが悪かった時もあれば、良かった時もあったから、タイミングは、大事なんだと思ったな。」
と言っていたので、ぼくももちを何人かでついた時にタイミングが合わずに、きねどうしでぶつかったことがあるのを思い出した。
 このようなことを通して、ちょっとしたことでもタイミングは大事なんだなとわかった。これからは、もっといろいろなタイミングを見つけたい。

   講評   inoko






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