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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   園芸委員の仕事   おたまちゃん

私の家は自動車がやっと通れるぐらいの路地に面している。都内にはめずらしくほそうされていず、道ばたには草がはえていた。それだけのみちである。なのに、毎朝定刻のつえをもってくるおじいさん、犬をつれたおくさんも通った。ネコもぬけたし、一度だけだがへびもはいだしてきた。ある秋、となりの家のおばあちゃんが近づいてきて、
「ちょっとネコジャラシをいただきますよ。お花の材料に。それにしてもこんな所に生えてくるなんてねえ」
しかし、翌春の私の家の前にスミレがさいた。来年はもっとふえるだろう、と私は楽しみにしていた。でも清潔好きなおばあちゃんは、ていねいに草むしりをしてくれたのだった。
 私は五年生の時、園芸委員を努めた。園芸委員はその名のとおり、植物を育てる委員会だ。
「はい、働け、働けー‼」
今日は、最後から二番目の委員会お仕事は今までぬいてなかったざっ草をぬくことと、植木鉢に植えてある花を元の土にかえすこと。ざっ草ぬきはかなりの力仕事なので六年生がやればいいはずなのに、結局五年生全員と六年生数人ということになった。草むしりの場所へいくと、それはそれは、ひどいありさまだった。どれがざっ草なのかわからなかった。ただ先生が「全部ひっこぬいてー」といったので、適当にぬくことにした。でもかたい。地球のねっこのようなかんじ。まわりをみると、体育委員は活動が終わったのかバスケで遊んでるし、保健委員も保健室の窓からのぞいて笑っている。私達は植物と動物が大好きな先生が育てているシソ以外全てをひっこぬいてヘトヘトになっていた。手は土で真っ黒。それだけがんばったんだなと思った。しばふの草はひっこぬいてもつかれないし、あきないのに、この差はなんだろうと思った。
 今、たまに森林伐採がニュースで話題にあがる。そこで活やくしている仕事は『林業』ムダな木を切りたおし、そのムダな木は家などに使われる。もし、木がなかったら、テントの生活になるし、漁もできない。木がなければ暑すぎて野菜も育たない。それでうえ死になったりする国がいくつもあるから、人間は気をつけようとこころがけているけど、あるマンガだといまさららしい。人間自業自得でやったことを今さらになって気づいて、努力しているらしい。野菜もそだたないじょうきょうが日本にもきたら大変だ。人間が暮らしていた時代以下の暮らしになってしまう。
 人間にとって自然とは大切な役割をもつものである。私達にできることは物を買いすぎないことなど。物を買いすぎるとものによっては環境中心化につながるし、金の無駄使いにもなる。一方で、あまり買わなければ一石二鳥だ。こんなことになるのなら一石二鳥のほうがお得だな、と思った。私達にも何か出来ることはないか、考える必要があると思った。

   講評   ogen


 おたまちゃん、こんにちは。
 きちんと清書出来たね。字数が多いけど、よくがんばって入力したね。自分の書いたものを読み直してみると、新しい発見があっておもしろいよね。
 読解問題も、よくがんばりました。点数は残念だったけど、沢山ある文章を読むことにいつも挑戦している姿勢がえらいね。
 今度の3月1週は進級試験です。課題は『がんばったこと』だよ。がんばったことは沢山あると思うけど、中でもいちばん人に伝えたい自分のかんばりは何かな?具体的に思い出しておこう。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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