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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   自然を大切にすることは   きらり

 私の家の前の道は、都内ではめずらしくほ
そうされていない。エネコログサの話題で仲間意識を持っていたとなりのおばあさんは清潔好きだった。翌春私の家の前にきれいなスミレが咲いた。来年はもっと増えると楽しみにしていた。しかし、ある日外出から帰って
くると、あのスミレがなかった。そのスミレ
は清潔好きなとなりのおばあちゃんにぬかれてしまったのだ。数年たち、自然いっぱいの
道がほそうされた。人間は山で『自然はいい』
と言うが、自分の庭に出てきた雑草には冷たい。私は雑草は生命力が強く、自然に生える
草だが、花や農作物と同じ種類の草、木なの
だから、雑草だけ人間がきらうのは変だと思う。雑草はすごいものなのだ。
 私の学校は自然でいっぱいだ。目の前には
丘りょうがあり、川もあり、まわりには田畑
がある。登校してくるときも鳥が鳴いている。
私の学校のみんなは自然によくふれている。
例えば、すぐ近くにある広い田畑。その土地
に私の学校の土地もある。畑がほとんどだが田んぼもある。そこでは学年ごとに作物を育てている。一年生は大根、二年生はさつまい
も、三年生はとうもろこし。四年生はヘチマで、五年生はいねで、六年生はじゃがいもだ。
ヘチマやじゃがいもは理科の実験でも使う。
収かく時期はその作物によってちがうけれど
秋までには収かくしている。どの学年も月に
一回草むしりをやっている。これが大変だ。
うっかり忘れて長ズボンをはいてこないと、
かゆくてかゆくてたまらなくなる。私は植物にあまりくわしくないから、どれがぬいては
いけないもので、どれがぬかなければいけない雑草なのか分からないから、たまにまちが
ってぬいてはいけないものをぬいておこられ
る。だから雑草かちがうかわかるように勉強
したいと思った。雑草と聞くといやなイメージを持つが、雑草とは思えないくらい、きれ
いな雑草もある。それは小さな青い花のオオイヌノフグリとクローバーと言われるシロツメクサだ。オオイヌノフグリを私が小さいころ初めて見たとき、持って帰り家のプランターに植えた思い出がある。ひとめぼれをする
ぐらいきれいな色でかわいい形の花だ。シロツメクサは二つの楽しさがある。一つは四つ葉の葉を探すのと、もう一つは白い丸い花をつみとり小さな花たばにするのだ。小さいころ、よくつんでお母さんにあげていた。四つ葉もよく見つけていて、今も残っているものもある。今思うと小さなころはよく自然にふれていたなと思う。大きくなってみんなで公園へ行って花をつむ機会がなくなってしまい、自然から遠ざかっているけれど、これから、自然と親しむようにしたいと思った。
 私の住んでいるあきる野市のとなりの日の出町には大きなショッピングモールがある。
二年前にできたが、建ってからすごく便利になった。そのショッピングモールが開店した
日は大変混雑したようだ。開店記念でいろいろなイベントが行われたそうだ。多くのイベントの中で、申し込みをして木の苗をショッピングモールをかこむように植えるものがあった。木のそばに植えた人の名前が書かれた看板がたてられている。二年たった今は、三
十センチメートルくらいに伸びている。なぜ木を植えたのか。一つはお店ができた記念。
二つ目は、二酸化炭素を吸ってくれる植物を植えて、地球温暖化を防止するためだそうだ。
記念にもなり、地球温暖化を防止することも
でき、木を植えるのは一石二鳥であることがわかった。ショッピングモールは楽しいし、
未来のことも考えていてすごいと思った。感謝している。
 人間にとって自然を守るということは、地
球を守ることにもなるし、人間も守っていることになる。自然を大切にする活動をするとき、めんどうくさいと思っている人もいるけれど、人間と地球を大切にする活動であることを知ってもらいたいと思った。

   講評   arare



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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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