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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   細菌とたたかうパストゥールを読んで   いちごちゃん

 私がこの文を読んで思ったことは、パストゥールが何週間も放ったままにしていたコレラの培養液が、偶然も味方してワクチンを発見したことはぜったいきせきに近いと思いました。
 私がパストゥールみたいになったのが、リラの大のお気に入りの犬のお人形です。私が小さいころ遊んでいた犬のぬいぐるみです。あらってきれいにするとすぐリラは「カプッ」とかんでソファーに行くと横に八の字にふりまわしたり、相手が動かないから「ポーン」と上に投げたりします。とっても気に入ってくれたのでうれしいです。
 ところで、そのぎゃくもあります。
リラが私のえんぴつをこっそりうばい、バラバラに!。スリッパなどもちょっとぬぐと今がチャンスとばかり飛ぶように走ってきてとったと思うと、飛ぶようにソファーに走ります。リラはいつもソファーで何かをするのがすきなのです。もう、うんざりするほど物をこわされます。私の不注意かもしれませんが・・・。
 そして、もう一つ気になったのがジェンナーの天然痘のワクチン接種方法がどんなかなぁと思いました。だから、ジェンナーの天然痘のワクチンを調べました。調べたところをまる写しすると、『ジェンナーが医師として活動していた頃には、牛痘にかかった人間は、その後天然痘にかからないという農民の言い伝えがあり、天然痘に比べると、牛痘ははるかに安全な病気であったので、ジェンナーはこれが天然痘の予防に使えないかと、1778年から18年間研究を続けて8歳の少年(ジェームズ・フィリップス)に牛痘を接種したら、少年は若干の発熱と不快感を訴えたがその程度にとどまり、深刻な症状はなかった。6週間後にジェンナーは少年に天然痘のワクチンを接種したが少年は天然痘のにはならず、牛痘による天然痘予防法が成功した』と、書いてありました。
 私は、ジェンナーの伝記を読みましたが、とちゅうまでだったのであらすじしか知りません。そして、気になったのが、実の息子にワクチンをうったのかなぁと思いきや・・・『一部の伝記やいじん伝では「自分の息子にためした」「フィリップスはジェンナーの実の息子」と書かれている場合があるが、自分の息子にためしたのは、この牛痘の接種の7年前の天然痘接種であり、混同して言い伝えられている』とあったので、おどろきました。
 天然痘にかかった有名人を探すと、オセロの黒い方の人が日本最後の発病者であることがわかりました。
そして、ママのひどい反応。キャッキャッ笑いながら見ていました。
 そして、テロにその天然痘のウイルスが使われるのを知ってママは
「ママは予防接種してるからテロに勝てる。でも、いちごは勝たれへん。」と、うれしそうに言っていたのでなんだかムカムカしました。
けれど結局予防接種を受けた人でもめんえきの持続期間が一般に5年〜10年といわれていて、めんえきを持っている人はほとんどいないそうなので、やっぱりママもテロには勝てないことがわかりました。

   講評   hira

 いや〜、作文を読みながらニヤニヤすることが多く家族にあやしまれている私ですが、「ウハッウハッ!、ウハハハッ・・・」ちょっと久しぶりに声を上げて笑ってしまいました。もちろん最後のいちごちゃんの一文にです(笑)。一つの長文から、右へ左へ上へ下へといろいろな話題に広げて考えることが出来たね。これはいちごちゃんならではの頭と心の柔らかさだろうなあ! 参りました。
<構成>中心を決める 題名の工夫
この部分を選ぶ人は多いけれど、「きせきに近い」と自分なりの言葉でまとめられたのが良かった。たくさんの発見のかけらがいろいろなところにころがっているけれど、それを見つけるのは本当にきせきに近いですよね。(「思った」はどちらか消しておいてね。)
<題材>自分だけがしたこと 前の話・聞いた話
 いちごちゃんにとってはいらなくなってしまったぬいぐるみ。リラちゃんずいぶんな喜びようですね。これは、まさにいらないと思ったことが役立った話だ。でも、その逆のいるものがいらないものになってまう方が多いような気もするのは私だけ(笑)。
 難しい話をよく調べてくることが出来ましたね。こうやってふしぎだな何でだろうと長文を読んで思ったことを調べて書くのもいいやりかたですよ。もう終わってしまったでんせん病だと思っていたのに、オセロの黒い方の人(笑中島さんかな)、有名人がたまたま最後というのもびっくりですね〜。
<表現>たとえ いろいろな言った
 「八の字にふりまわす」「動かないのをいいことに」「ポーン」「うんざり」「うれしそうに」などなどいい表現がたくさん書けました。
<主題>自分だけが思ったこと
 知能戦ではいちごちゃんの勝ちかも(笑)。



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