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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   自分の存在とは   ちこちこ

 近代社会は、前時代の共同性を解体させ、一人の個人がある具体的な共同体に属することの内的な意味を希薄化させた。それが私たちのアイデンティティ不定の大きな要因として関係している。
 私は、社会の中で自分の役割を果たすことでアイデンティティを持てるような生き方をしたい。
 その方法としては第一に、実際の社会を体験することだ。私が小学生の時、学年全員で老人ホームにボランティア活動をしにいったことがあった。介護や手伝いをするといったことはできなかったが、お年寄りと話したり、出し物をしたりした。大したことはしなかったが、お年寄りがとても嬉しそうな表情をしていたので、私もとても嬉しい気持ちになった。老人ホームに行く前は、私にできることはあるのか、行っても無駄ではないかと考えていたが、私も人の役に立つことができるのだと自信を持つことができた。
 第二の方法としては、若者を重要な役割にどんどんつけていくことだ。私は一時期、高校生になったら海外に留学しようかと考えていた。そこで高校での留学生活はどのようなものか調べた。すると、留学先では自分のことは自分でする、というのが当たり前で、掃除などは皆で当番制を設け、行うというものだった。とても大変なことだと思ったが、このことは外国では普通のことなのだ。考えてみると、日本人はこのような役割をあまり与えられないため、自分は何者なのだ、とアイデンティティが定まらないのではないだろうか。
 確かに、アイデンティティを定めることは難しい。しかし、実際に社会に貢献することで初めて、アイデンティティが確立されるのだ。
「自分の存在意義。それは周りからの自分への客観的視点によって確立される。」
 私は、自己を確立できるよう、社会のために一生懸命はたらいていきたい。

   講評   sarasa

 ちこちこさん、こんにちは。
 季節の変わり目ですから、体調管理に気をつけましょう!


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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