国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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パステゥールの良いところ ここた
ぼくが「細菌と戦うパステゥール」を読んで、すごいと思った所は、
「一八七九年の夏の休暇をパステゥールは故郷のアルボアで、過ごしました。パリに帰ってきた時、培養液のことをすっかり忘れていたことに気がつきました。何週間も放ったままにしていたのです。彼は助手にそれを捨てるように命じましたが、ふと思い直してともかくニワトリに注射してみるように言いました。細菌はひょっとしたら、まだ毒性を持っているかもしれません。ところがどうでしょう。ニワトリはコレラにかかりませんでした」
のところです。
なぜかと言うと、運だけで、大発見につながるなんてすごいと思ったからです。
自分は運が悪いので、似たような運の良いことはないです。
でもぼくは、このパステゥールみたいに運がいいことができるだけ多くおきて欲しいです。
講評 sugi
今回の感想文は、とくにむずかしかったけれど、がんばって書いたね。最初に感想の中心をはっきりさせることができました。長文をそのままぬき出すのではなく、自分なりのことばで書けると、さらにレベルアップできるよ。↓
(例)「一番印象にのこったのは、長い間わすれて放っておいた培養液を、ニワトリに注射し、注射されたニワトリだけがコレラにかからなかったというところです。」
ここた君の言うように、パストゥールは本当に運が強かったね。ここで培養液をすててしまったら、大発見などできなかったはずだ。ただ、「注射してみよう」というひらめきは、運だけでなく、これまでの研究のつみ重ねによって生まれたものかもしれないね。
ここた君は「運が悪い」ということだけれど、「自分は運が悪い」と思っている人も、よく考えてみると運のいいことがたくさんあるよ。思い出さなかったら、お父さんやお母さんに「運がいいと思ったことはある?」と聞いてみるといいね。おもしろい話を感想文に入れられるかもしれないよ。
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