創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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はなのこと まめっち
私は「はな」という柴犬をかっています。幼稚園の年中のときに、おじちゃんに買ってもらいました。そのころはとてもかわいくておとなしかったのに、今はとてもきょうぼうになってしまいました。それにやんちゃで、今でもわすれられない二つの事件を起こしました。
一つ目はクモ事件です。台所の外にティーカップくらいのクモが出ました。いつもならパパが外へにがすのに、その時はパパがいませんでした。ママと二人で動けないでいると、はなが追いかけまわしてとうとうつぶしてしまいました。そのあとをママがきれいにそうじしたのに、次の日、足が一本落ちていました。少しきもちわるかったです。
二つ目は、パパのばんごはんのおかずを食べてしまった事件です。パパの帰りが遅かったので、ママはお皿にキャベツの千切りとやき肉をテーブルの上においておきました。パパが帰ってきて、台所に行ったと思ったらすぐもどってきて
「ばんごはん、キャベツだけなの。」と言いました。ママがびっくりして行ってみたら、キャベツだけになっていました。そのときのパパの表情は、
「ばんごはんぬきっていうこと?」
という感じでした。ママははなを、
「こらっ、だめじゃない。」
とすごくおこりました。ところがはなは、反せいするどころか「ガウウウッ。」
とぎゃく切れをして反こうしました。それからは、食べ物の近くにだれもいないときは、はなのとどかないところにおいておくようになりました。
こんはふうに、はなはらんぼうでやんちゃだけど、とてもいい妹のようです。私は一人っ子なので、るす番のときははながいるとほっとします。たとえ犬でも家族です。大切にしなくてはいけません。はな、これからもよろしくね。
講評 harako
清書と読解問題をがんばりました。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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