創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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ねむる前の楽しみ レオキング
「今日もやってやるぞ。」
「レオ、早くねなさいよ。」
「あ、ああ、あー。ばれちゃった。」
「よし、また作せんをたてなおそう。」
と、ぼくは、ねる前にいつもこういうことをやってます。
ぼうは、まずおふろを出て、パパとママにお休みを言ってから、ベッドに入り、少ししてから本を読みます。一度、ママがぼくをていさつに来ます。一度目はばれませんが、二度目にぼくをていさつに来ると、いつも見つかってしまいます。そこでぼくは、考えました。一度目にママがていさつに来たら、もうそのままねたふりをするという作せんです。
「レオー、レオ、もうねたかな?」
「やっとねたわ。いつもゴソゴソしているのだから、まるでゴキブリみたい。早くねないと明日の朝、またおきれないんだから。」
と、ひとり言を言って、部屋を出て行きました。でもぼくは、
「まだいるかも知れない。まだ、ねたふりをしておこう。」
と思い、まるでにん者のように息をひそめていました。
前に一度、もうママが出て行ったと思って、思い切りベッドから起きて、かいけつゾロりと、ウルトラマンの本を見ていたのを見つかってしまい、ものすごくしかられたことがありました。なので、あんなしっぱいは、しないように注意しました。
「ようし、今度こそいなくなったな。」
と思い、ふとんをまくりあげたら、いきなりママがバアーと言ったので、ぼくはびっくりして
「うひゃああ。」
と、言いました。
そんなことが何回もありますが、なんとか今はおびえながら坂本りょう馬を読んでいます。スリルがあると思いました。
ママが、
講評 kaki
ちゃんと坂本竜馬の本は、ぜんぶ読み終えたかな?
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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