対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   緊張するとき   ペンしろう

 「あーどうなるんだろう。」今日は、ぼくにとって一番きんちょうする日だ。なぜならクラス替えの日だからだ。いつもと同じはずの暖かさなのに、きんちょうして寒く感じた。お姉ちゃんも、「やだなー。」と言っている。ぼくは、ちょっとでもきんちょう感をなくそうとクラス替えのことを忘れようとした。しかし、ご飯を食べている時も、クラス替えのことを忘れることができず、歯をみがいていても忘れることができなかった。五年生になる時のクラス替えは仲の良い子と一人しかなれなかった。残りの子とは、はなれてしまったという思い出があるから、忘れることができないんだと思う。しかも、発表される時は一人一人呼ばれるからもっときんちょうする。集まる時間となったから集合場所に行った。すると、いつもとは全然ちがう空気だった。みんなは、「クラス同じがいいよねー。」とか、「はなれないといいね。」とか言っている。 学校に着き、いつもはげた箱で話しこんでいる人がいるが今日はいない。みんなクラス替えが気になるらしい。教室に行くと、まだかぎが開いてないらしく、黒板にはってあるクラス替えの結果の紙を見ようと必死になっていた。まるで、開店前のデパートのようだ。かぎがようやく開き、ぞろぞろと黒板の周りに集まった。そしてぼくは、二組だということがわかった。すると、ぼくの五年生の時に一番仲がよかった子が、「はなれちゃったね。」と言ってきた。ぼくは、残念だったけど三人ぐらいの仲の良い子と同じクラスになれたので、わりといいクラスだった。クラスが分かったとたんに、すぐ移動しないといけないから、移動している間に、いつのまにかきんちょう感がどこかに行っていたみたいで楽に新しいクラスに行くことができた。 「こわそうだなー。」ぼくは、遊園地にあるジェットコースターの順番まちをしている。今、乗っている人を見ていると、  「きゃー。」と大声でさけんでいる。その声を聞くとよけいきんちょうしてしまい気持ちが暗くなる。だんだんと順番が進んでいくと心臓がドキドキなりばくはつしそうだった。そして、ついに順番がまわってきた。しかも、その乗る所が一番前だったのでよりいっそうきんちょうした。でも、十秒ぐらいで終わってしまったようだったのでまた乗ってみようと思う。 人間にとってきんちょうとは、すぐ終わるものだ。だからきんちょうしてもすぐ終わるから安心していこうと思う。ぼくは、また、 「あーどうなるんだろう。」とクラス替えのことを心配している。

   講評   huzi

 何度読んでも、ペンしろう君のドキドキ感がうつってきそう。今度のクラス、どうなるかな…そしてもう、次の心配も出てきそうです。

改行の仕方がわからないときは、おうちの人にたずねるか、教室に質問してみてね。次回は進級テストです。この調子で行けば、余裕ですね。

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