創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   節分   きちよ

 「おにはー外、福はー内。」
私は今、学校の近くの神社で豆まきをしている。学校から友達と直接神社に行っていた。私は豆まきに行こうか、いかないかその日まで決められなかった。だから袋を持っていなくて、仕方がなく友達にヘアゴムを借りて上着を袋がわりにした。豆まきには、小学生と71歳以上、中学生〜大人(70歳以下)という風に分かれていた。最初は小学生と71歳以上の人だった。それでも人数が多くて投げられた豆を必死に取っていた。その結果、豆となぜか頭にあたったガム、豆の袋についているものとこうかんする券5枚が手に入った。こうかんは、中学生〜70歳以下が終わった後だった。私はひとつ疑問を持った。なぜ投げられた豆をみんなが必死に取るのだろうか。
 私の家では毎年、豆を外に向けてまく。まく場所は2階の北の部屋、子供部屋などで、1階はげんかん、キッチンなのだ。全部で6か所くらいまく。私は毎年のように投げては豆を食べ、投げては豆を食べている。もう何個かかぞえきれないくらい家で豆を食べていた。学校でも神社でも豆を食べたので、まるで何十歳にも自分がなっているようだ。恵方巻きもたくさん食べた。食べているときは声を出してはいけないと言われたので、声を出さなかった。みんなが同じ時間に食べると部屋全体が静かになって、笑えてきた。
 京都に父の知り合いの「引接寺ゑんま堂」というお寺がある。ここでは毎年節分の日に狂言が行われる。地元の狂言保存のかいの人たちが演じる。なぜ節分の日に行われるのか理由はわからない。父も何度か見たことがあるらしい。この狂言を見ると、春が近いことを実感できるそうだ。古いものを引き継いでいこうという人々の思いは大切にしなければならないと思う。
 人間にとって節分とは、年中行事の中でも、豆をまき、鬼を追いかける楽しいイベントである。大人たちにとっては季節の移り変わりを感じる大切な行事だ。これからも豆を投げてたのしんでいきたい。「いっぱい食べたー。」今日はあきるほど豆を食べた。来年もたくさん食べようと思った。

   講評   kamo

 今月も、パソコン書きでいい清書ができました。
 3.1週は進級テスト。心配はないと思うけれど、しっかり準備をしておいてね!
 

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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