国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   芸術感想   しんご

 大相撲を身にいったとき、観客がざわついているのに驚いた。居ずまいをただして見るという態度は芸術がそれ自体自律した普遍的な価値を持つという考え方から生まれた。この考えから、コンサートホールのような演奏者と観客を隔離し、観客相互を隔離する装置が作られた。一九六〇年代になると、この「芸術鑑賞」に対する批判として、観客を演劇の中に巻き込むような実験が行われるようになった。私も将来、演奏をしたり展示をしたり公園を作ったりするときに、常に観客の参加を考えていきたい。
 そのためには。第一に、参加による混乱を恐れないことである。私の高校の文化祭はあまり先生が携わらずほとんどのことを生徒で行っている。クラス四〇人全員の意見が全然合わず、最初は文化祭ができそうにもなかったが、だんだんとクラスの団結力も深まり最終的には成功に終わることができた。先生が決めるのではなく、生徒だけで色々と決めていくのは、とても大変で苦労することのほうが多かったが、文化祭が終わったときの達成感や充実感は今まで以上に味わうことができた。
 第二には、上に立つ人が何でも自分でやりすぎないことである。明治維新が成功したのは、西郷隆盛や勝海舟という、それまでの権威にとらわれない若い人たちが活躍することができたからである。
 確かに、静かに聴取する演奏会のような場があってもよい。しかし、これからは観客参加を考えていく必要がある。家の批評ができるのは、建築ではなくそこに住む人なのである。

   講評   suzuyo

 しんごさん、こんにちは。来週は進級テストです。項目と字数の確認をお願いします!

第1段落
 課題文の大事なところを抜き出し、要約することができました。生き方の主題も上手に設定できています。
第2段落
 1つ目の方法をあげ、体験実例で意見の裏づけをすることができました。どんな企画をしたのか、どんな話し合いが行われたのか、どんな意見がぶつかり合ったのかなど、もう少し具体的に書いてみましょう。
第3段落
 2つ目の方法をあげ、伝記実例に挑戦できました。西郷隆盛がどんな考えを持っていたかなど、もう少し膨らませられると良いですね。知識がないと難しいですが・・・
第4段落
 反対意見に理解を示し、生き方の主題に戻ってまとめることができました。名言の引用もバッチリです。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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