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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   横や上には猛虎居ず   ピカチュウ

 旅においても他の事においても安全な道を通っていっても自分のためにならないことが多い。既に作られた道の上を歩いても何も新しい経験は得られない。だから私たちはたとえりすくが少し伴っても自分らしいやり方で物事に取り組むべきだ。
そのための方法は第一に計画の段階で失敗を恐れないことだ。成功までの道には必ず何らかの形でリスクが伴う。スポーツなら怪我、勉強ならスランプなど途中で色々な不確定要素がいくら計画的に物事を進めていても出てくる。それが最も顕著に表れるのが旅の予定を決める時だ。いくら綿密な計画を事前に立てておいてもその計画には想定されない出来事がたくさん起こる。僕の学校の研修旅行では生徒が旅行に行く前に自分たちで行きの新幹線から帰りの新幹線に乗る前までの班の行動を決める。先生達は行く町のポイントにいて宿を朝出て夕方指定の時間に帰る時まではハンデの自由行動だ。冬で研修の前に一日一日の予定をわざわざ時間まで詳しく書いた予定表を渡すのだが大体予定通りには行動できない。疲れて途中で予定よりも長く休んだり、行く予定の店が探せなかったりして着いた日から予定を組み直すことが多い。しかし旅先でのこういった事こそ旅において経験すべき大切な事ではないか。自分たちでどうこれからすすんでいくべきか考える事は旅だけにおいてではなく何事においても大切だ。
第二には、周りの社会がそれぞれの個性をできるだけ評価していく事だ。国語の記述問題や数学の長い文章題などにおいての回答は自分らしい回答よりも回答者の意図していることを読みとり答える事が大切だ。しかし社会において社会全体の風潮や望んでいる事を忘れ自分の思うように行動する決断力が必要だ。この前テレビで日本をダメ、もしくは良くした人トップ十をアンケートの結果に基づいて発表していた。その中で小泉元首相はダメにした人、良くした人両方にランクインしていた。ダメにした理由は色々あったがよくした理由としては彼の決断力、リーダーシップを評価していた人が多かった。多くの人から反感を買う可能性も十分にあるがこういった自分のスタイルを貫き通す事は必ず評価される。
たしかに先人が残していった道を全く逸れて辿っていかないのは愚かなことだ。しかし時には道を逸れ、新しい道を作っていかないと前には進んでいけない。前門の虎後門の狼的な状況に陥っても横にも上にも虎と狼はいないと気づき自分なりのスタイルを作っていく事が大切だ。

   講評   kiri



 もう三月。今学期最後の月です。一週目は進級テストもあります。がんばりましょう。  

                        

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