創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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普段の努力 月下
私たちは、普段からさまざまな行動が内申点として評価されている。コツコツと日ごろから課題を提出していたり、授業を毎回毎回、真面目に受けていれば、たまたま勉強がおわらなかった状態でテストを受けてしまってもそこまでひどい成績にはならない。しかし、課題の未提出があったり、授業態度が悪いと、テストの点がよくても、成績を低くつけられてしまう。人間は、普段から真面目にこつこつやっておき、いざというときに余裕を持って対処できるように生きていくべきだ。 いざというときに全力を出すために、第一に、私たちはふだんから目標を見失わないようにすべきだ。私は、テスト前になるとそのときの目標を紙にかいて机に貼るようにしている。そうすると勉強のとき見るたびにやる気が出てくる。 また、社会の仕組みとして、あまりに早めに細かいところで人間を評価しないようにすることだ。エジソンがもし、普通の小学生と同じように評価されていたら、ただの落ちこぼれになっていた可能性も高い。だから、テストだけで評価をするべきではないと思う。 確かに、普段からの努力も大切だ。しかし、「飽きるということも、一つの能力のあらわれである」という言葉があるように、普段から全力でやりすぎると本番では力をだしきれないこともある。だから、ほどほどに頑張り続けることが大事だろう。
講評 kira
月下さん、こんにちは。コツコツ努力するタイプといざという時に力が出せるタイプと、「うさぎとカメ」のような対照的なふたつですね。
日本の入試制度などは、テスト重視でいざという時の瞬発力がものをいう感じでした。最近は、その人をより深く評価するために、推薦やAOというかたちで普段の努力の積み重ねをみるようにもなってきました。
月下さんもコツコツやる方を重視したのですね。エジソンも天才は99パーセントの努力といいました。
最後の段落で、主題が逆転しているようです。
「たしかに、いざという時の力も大切だ。しかし・・・」ですね。
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