創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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豆まき クポノ
二月三日水曜日、ぼくのいえで、お父さんと、お母さんと、ぼくと、三人で豆まきをした。
ぼくは、あまりせつ分が好きではなかった。どうしてかというと、おにがぼくの家にくるかもしれないからこわかった。ぼくが、小さい時にぼくの家に本もののおにが、入ってきたことが一回だけあった。ぼくとおにが二人でうつっている、とってもこわい写真があったから、またきたらどうしようと、とっても心配だった。
せつ分の日の図工の時間に、おにのお面を作った。ぼくは、赤おにをつくることにした。大きなつのと太いまゆげにとがったきばと、もしゃもしゃのひげやかみの毛をつけた。ぼくはそのお面を見て、
「なにかににているなあ。」
とかんがえるようにいった。ぼくは、ひらめいた。とてもこわくて、まるでぼくのおかあさんがおこったときのようで、ぼくは、
「こわーい。」
とさけんだ。その時、みんなにじろじろ見られてしまったのでちょっぴりはずかしかった。
図工の先生が、おにのお面をげんかんにかざると、ここの家にはもうおにがきたんだなあと思っておにが、家に入ってこないとおしえてくださった。さっそく、げんかんにかざった。
「おには外、ふくはうち。」
ぼくは思いっきりまめをなげた。ぼくのうちは、高いマンションなので、外にまめをまくと、下のせんろにとどいてしまう。
ぼくは、豆が大好きだからせつ分が一年に何回もあるといいなとおもった。
講評 souyo
ほんもののおには今年はどのおうちに行ったのかなあ。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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