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　　　スキー大すき！　　　すももちゃん

　冬になると、「もしも家の前がスキー場だったらな。」と思います。
　わたしは、年に一回スキーに行きます。今年も一月三十一日にきょ年と同じスキー場に行きました。
　スキーに行く前の日にわたしは、
「楽しみだね。」
とおねえちゃんとお母さんに何回も言っていました。なぜかというとスキーに行きたくてたまらなかったからです。
　ゲレンデについて、さいしょの一本はきついコースだったらいやなので、なだらかなコースをすべりました。すべれなくなっているかな？　と思いましたが、すべれなくなってはいませんでした。
　長い四人乗りリフトに乗ってすべったら、コースが二つに分かれていました。一つはとてもきついコース、もう一つはさっきのよりはきつくないコースでした。わたしはきついコースはとてもすべれないよ！　と思いましたが、おねえちゃんがとてもきついコースのことを、
「これ、すべったことあるよ。」
と言ったので、お母さんとお父さんが、
「えぇ？　すべったことないよ！」
とびっくりした声で言ったのに、おねえちゃんは、
「すべったことあるよぉ。」
と言うので、すべってみました。とちゅうまではうまくすべれました。だけどこわくなったので、止まろうとしたけれど止まれなくってわざところびました。立とうとしたら、ズズズズズーとおちていきました。わたしはおちている時、ななめにおちているような気がしたので、「谷におちる！」と思ってこわくてなきたくなりました。おねえちゃんもころんでゴロンゴロンところがりました。止まった時おねえちゃんは「今どこにいるんだろう……　」と思ったそうです。かるいのうしんとうをおこしたそうです。お父さんが
「ほらね、ちがっただろう。」
とわらって言いました。
　ころんだ数だけうまくなるというように、次の日はゴンドラにのって、ちょう上からいっきに下まですべりおりることができました。
四回もゴンドラに乗ってすべったら、手がこおりのようになってしまいました。
　かえる時、「もしもスキー場が家の前にあったらもっとスキーが上手になれるのにな。」と思いました。来年もぜったい行きたいです。

　　　講評　　　namito

「わんぱく宣言」の作文応募のために、字数をへらし、上手に「もしも」を入れることができました。
とてもよい作文に仕上がっていましたよ。