創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   「狂気」というものは   フェアリー


 病患は、キリスト教徒の自然の状態である、と。恐らく「狂気」とは、今述べたような自覚を持たない人間、あるいはこの自覚を忘れた人間の精神状態のことかもしれません。我々には、皆、少々気違いめいたところがあり、うっかりしていると本物」になるのだと、自分に言い聞かせないと、えらい「狂気」にとりつかれます。そして、その方向へ進むのに一番適した傾向をもったのだが、むくむくと頭をもたげて、まとまった大きな力のものになるのです。興奮から平静の戻り、まとまって、むくむく頭をもたげていたものが力を失い、「狂気」が弱まるにつれて、まとまっていたものは、ばらばらになり、またもとのような、うようよした様々な傾向をもつものの集合体」に戻るのです。このことは、天使にあこがれる必要はないとか、「狂気」を唯一の倫理にせよとかいう結論に達すべきものでは決してありますまい。(要約)私は、人間には、「狂気」というものも必要であると思う。
 第一の理由は、「狂気」のような集中力がなければ何かを成し遂げることができないからだ。私の話だとバレエと陸上だ。バレエの方では、今発表会にむけて練習をしている。ここでは、一曲の振りを覚えたりするので、練習のときや家でも復習をしている。でも、振り付けを忘れたり、自分自身で納得いくような踊りができないと、納得いくまで自習または練習をし、次のレッスンまでには完璧でないと気がすまない。次のレッスンで注意され、また次のレッスンでも注意され、振りが変わったりすると、これもまた自分が納得いくまででないと自分をいやになったりする。これは、私だけではなく、生徒皆がそうなのだ。まさに狂ったような練習をしている。陸上でも、自分が走っている姿が変でないか、自分は完璧か、バレエと同じように納得いくまでやりとげる。私が思うに、この狂気というのは何かを成し遂げることができることだと思う。(実例)
 第二の理由は同じような日々では退屈してしまうからだ。毎日同じようなことばかりだとストレスがたまったりする。私も、このような日々が続くとストレスがたまる。(データ)その10代のストレス解消法は男女あわせてカラオケが一位だった。ここからは、自分がやりたいことができるからだろう。私の場合も好きなことをやりまくることだ。私は、バレエをしたり、そこらじゅう走り回ったり、友達と遊んだりすることだ。また、皆で愚痴を話したりすることが、一番多いストレス解消法だ。このように、ストレスがたまると発散したくなったりする。この発散も「狂気」に近い物がある。
 確かに、よく考えて決断することも大切だ。思いつきでやっていたら、失敗もでてくる。しかし、「行動するするためには多くのことを無知でならなければならない」という名言もあるように何かを成し遂げるためには「狂気」も必要だと思うし、私自信も、「狂気」というものも持って何事にも取り組んでいきたい。(反対意見)

   講評   jun

 第一の理由には、自らの体験実例を挙げることができました。バレエにしても陸上にしても、自分で納得のいく成果を出すまでには狂ったような練習が必要なのですね。そこまでやらないと、完璧には近づけないのでしょう。
 第二の理由には、データ実例を入れることができました。たまってしまったストレスを解消するためには、日常をこえた体験が必要なのでしょう。
 最終段落は、形どおりにうまくまとめました。

☆彡 進級テストは合格です。おめでとう! ☆彡
                        

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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