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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   初めてスキーが一人ですべれた   おはろ

「シューシューシュシュー。」
ぼくが初めて一人でスキーをすべれたのは2年生の一月です。さいしょは止まるのができなかったけど、いっぱい練習したらできるようになりました。リフトに1回乗ると転ぶ回数のほうも一回へってそのつみかさねでうまくなりました。その日ぼくは初めてスキーの面白さがわかりました。ぼくが一番面白いなあと思ったのは、風をきってジグザグですべっていくあの気持ちよさと、さわやかさです。
 ぼくがスキーにであったきっかけは、もうやめちゃったけど、少年野球のスキー教室です。さいしょぼくはスキーなんかおもしろくもなんともないやといって、つらら落としやかまくらづくりにはげんでいて、まるでものぐさ太郎にでてくるなまけものの太郎のようでした。しかし、コーチにやってみろといわれてやってみるとすごくたのしかったです。今から思えばスキーにであえたのも少年野球のおかげだと思います。
 このまえお母さんから聞いた話では、お母さんもスキーが好きで、大学のひまなときはすかさずスキーに行ったそうです。いつごろからスキーをはじめたの?ときくとぼくと同じ小学校三年生くらいだといっていました。お母さんもぼくと同じで何度も練習をしてうまくなったのだそうです。コツをつかんだのは、今のぼくと同じ四年生のときだそうです。そのコツとは何かというと、止まるときはスキー板のエッジをたてるということと、ぜんけいしせいをとるということだそうです。ぜんけいしせいとは何のことかというと、フォームをとるということらしいです。
 ぼくのお母さんとお父さんは、二人とも小さいときからスキーのけいけんがあるから、ぼくがスキーを好きなのも、親の血をひいているのかななどとときどき思います。今年は弟もスキーをするようになったからぼくもがんばろうと思います。それにしても、初めてスキーをすべったときのあのかんしょくは今でもわすれることができません。

   講評   kan

 こんにちは、おはろくん。進級試験はみごと合格です! 今学期は素晴らしい作文が多く、いつも感心しながら読んでいました。力がついてきましたね。これからがますます楽しみになってきました。自分の体験と前の話聞いた話の部分をくわしく書くと字数がふえます。おぼえておいてね。
 はじめはきょうみがなかったスキー。でも、いざやってみると、すっかりスキーのとりこになってしまったようですね。きっとおはろくんも、お母さんのようにひまがあればスキーに行くようになるでしょう。(^^♪
 
★たとえ 「まるでものぐさ太郎にでてくるなまけものの太郎のよう」これはうまいたとえだね! おはろくんがよく本を読んでいることもわかりますね。
★前の話聞いた話 お母さんもおはろくんと同じ年のころからスキーをはじめたのですね。「いつごろからスキーをはじめたの?」は会話文にして行をかえるとよいですよ。
★心の中で思ったこと はるおくんがスキー好きなのは、お父さんとお母さんのえいきょうかも……。そう思っているのですね。血は争えないといいますからね。
★動作情景の結び なにごとも初めてできたときはうれしいものです。たくさん練習したから、すべれたときの感動がより大きかったのでしょうね。

 もうすぐ5年生。4月からは少しむずかしい課題になります。第2週と第3週は感想文課題です。引き続きがんばっていきましょう!
   

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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