創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

昨日1129 今日131 合計7152
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   初めて飛べた後ろあや飛び   きよあ

私は、なわ飛びが大好きで、毎日休み時間に飛びたいほどです。なわ飛びの技の中で、二重飛びが特に得意です。しかし、後ろあや飛びは飛ぶことができませんでした。だけど、一生けん命練習して、三月四日に九回とぶことができました。この前までは、一回も飛べなかったのに、いきなり九回も飛べたので、とてもうれしかったです。
 なんでいきなり九回も飛べたのか考えてみました。練習をする時に一生けん命やっていたのもそうだと思いますが、一番のきっかけは、練習のメニューではないかと思いました。その練習のメニューとは、なわ飛びを持って、交さに回すという練習です。とてもかん単な練習ですが、成功の元になったのかもしれません。このように毎日コツコツ練習を重ねれば、必ず努力がむくわれることがよく分かりました。
 一年生の時に、さか上がりができなかったので、ものすごく練習をしたことがありました。くるったようにさか上がりの練習をしているうちに、手に豆がたくさんできました。私がお母さんに
「豆ってどうしてできるの。」
と聞くと、
「練習をがんばってやっているからできたんだよ。練習をがんばってすれば、必ずできるようになるよ。がんばりな。」
とはげましてくれますた。それから練習を、前よりもしんけんにやるようになりました。家の中でも、お父さんとお母さんが、つっぱりぼうを持ってくれて、私がそのつっぱりぼうでさか上がりの練習をしていました。そのおかげもあって、さかあがりができるようになりました。その時は、できるようになってよかった、とすごく安心した気持ちと、うれしい気持ちとでいっぱいでした。まるでうさぎになったようにぴょんぴょんと飛びはねてしまいました。
 さかあがりも、後ろあや飛びも、練習する前はできなかったけれど、一生けん命練習をすれば、必ずできるようになる、つまり、努力が実を結ぶということだと思いました。
 今日も私は、ピョンピョンと、なわ飛びの技を、練習しています。

   講評   sugi

 寒いときはなわとびであたたまるのが一番だね。あのむずかしい二重とびが得意とは、よく練習したね。後ろあやとびは、さらにむずかしそう。それを9回もとぶとはすごい!
 とべた理由を、自分なりにぶんせきして説明できました。いきなりあやとびをするのではなく、まずは交さに回す練習をしたのは、なかなかいいアイディアだね。「急がば回れ」というように、何でも一つ一つ順につみあげていくのが近道なのだね。
 逆上がりの話も、きよあさんのがんばりがよく伝わる話です。さらに、お父さんやお母さんの愛情も感じました。つっぱりぼうをつかって家の中でも練習を手伝ってくれたのだね。できたときは家族全員大喜びしたことでしょう。「まるでうさぎになったようにぴょんぴょん……」は、うれしさがあふれる表現です。
 「努力が実を結ぶ」というまとめ、かっこいいね。動作の結びも完ぺきでした。進級テストは合格! おめでとう!!

「なわ飛び」は「なわ跳び」と書くのがふつうです。「空を飛ぶ」「ぴょんぴょん跳ぶ(ジャンプ)」とおぼえておこうね。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)