国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   笑うかどには福きたる   ゆりん

アメリカ人はいつも笑顔である。しかし、それは決して自然に出来たものではなく意識的な努力によってのものだ。笑顔は人を幸せにする。だから私は笑顔を大切にしながら日々を過ごして生きたい。

そのための方法は第一に、常に周りを意識して思いやりのある行動を心がけることだ。私の学校ではあと一週間後に合唱コンクールが行われる。この行事は特に力を入れている行事は特に力を入れている行事の一つでどの学年も一生懸命練習練習に励んでいる。特に最後ということもあって私たち三年生は毎日朝練、昼練、放課後練習と合唱コンクールづくしである。しかし力を入れすぎているせいでやはり、やる気がある人とない人の差が大きくなってしまった。クラス全体にアンケートをとったり、討論したりとさまざまなことを試みた。学級委員の人たちが努力を重ねたのだ。その姿を見て、やる気のなかった人達も次第に練習に参加するようになった。それはお互いが互いのことを考え思いやったからだろう。それから状況はだんだんよくなってきた。今では、周りの人達のことも考えて行動するようになっている。中学校生活最後の行事だ。クラスで一体となって、良い雰囲気で本番まで頑張っていきたい。きっと最高の思い出が出来るだろう。

また、そのための方法は第二に子供のころから他者の気持ちを考える習慣をつけることだ。思いやりというものはすぐに生まれるものではない。思いやろうと思って出来るものでもないだろう。だから幼い頃から人の気持ちを考えて行動する習慣をつけていくことが大切なのだ。徳川初代将軍の徳川家康は小さい頃から人質にあったりと色々な苦労をしてきた。そのため、人の内面的な感情まで理解することが出来たそうだ。多くの戦に勝って将軍になれたのも、このような苦労があったからではないか。叱るときに、ただ叱るのではなくて叱られる理由やその結果どうなるかなどを一緒に考えさせることが大切だと思う。

確かに、人の目を気にしたりしないで自分らしく生きることも大切だ。人に気を遣ってばかりいたら疲れてしまうだろう。それに自分らしさが失われてしまう。しかし「私たちの幸福が、ほかの人々の不幸に支えられているのであってはいけない。」という名言があるように、まずは相手に笑顔で接して良い気持ちになってもらうことが優先だろう。そうすれば必ず良い人間関係を築きあげることができるだろう。

   講評   tamon



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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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