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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   もしもクラスの男子が⋯   クリスタル

 「うぅっ、さぶっ。」         
朝目がさめると、わたしはものすごく寒く感じました。それまであたたかい羽毛布団でねていたわたしは、布団から出るなり、肩がふるえ上がっていました。        
 学校へついて今日の予定を先生から聞いたときに、急に一時間目がいやになりました。なぜいやになったかというと、一時間目が外の体育だったからです。わたしは、しぶしぶ体そう着に着がえました。       
 外はやっぱり寒かったです。雲は、ねずみ色で、風は、ピューピューふいていました。だから、わたしはますますやる気をなくしてしまいました。            
 そこヘ、クラスの男子五人が、水たまりから、直径四十センチぐらいの大きなガラスをもってきて、             
「これは、ガラスだよ。」        
とわざと落としました。みんなは、   
「エーッ、ガラスなの?」       
と、その場からにげ出していました。けれど、本当は、氷だということが、わたしにはすぐに気づきました。でも、わたしはみんなと同じようにこわがったふりをしました。どうしてかというと、その方がおもしろいと思ったからです。このクラスは本当にいたずら好きな男子がたくさんいます。    
 もしも、この氷が本物のガラスだったら、われたしゅんかんに男子は手から血がでてきて、                 
「いったっ。」             
と泣きながらほけん室へ飛びこんで行ったと思います。              
 こういったいたずら好きの男子は、まるで、五才ぐらいの小さな子どもだなぁと思いました。                わたしのとなりの席にはT君という男子がいます。わたしはその男子のことをタッキーとよんでいます。タッキーはいたずらがとても好きで、タッキーのいすをひっくりかえすと、チョークで落書きだらけになっています。また、休み時間になると、タッキーは黒板にあいあいがさをかいたりします。あいあいがさはいつも勝手な作り話で、みんなタッキーにはほどほどあきれ顔です。   
 でも、もしもクラスにこんな男子が一人もいなくて、みんなまじめな男子ばかりだったら、クラスはいつもしんとしていて、だれも笑っていないと思います。おもしろい男子がいるおかげで、わたしはいつもえがおです。

   講評   tamon


とてもうまくまとまりましたね。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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