国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   昔話とは   その

 お話とは声によっては伝達される文字である。お話とは昔話などに求めることができる。昔話は、文字のもとのかたちと言ってよく、大きな力がかくされている。
 私が昔話の中で一番印象に残っているのは「うらしまたろう」だ。うらしまたろうがいじめられているかめを助け、そのかめが助けられたお詫びにうらしまたろうを竜宮城え連れていく、という話である。最後に玉手箱をあけてしまってまるで手品のようにおじいさんになってしまううらしまたろうが一番面白かった。まだ小さいころに絵本で読んだので本当にこの世には竜宮城があるのかもしれない、今度かめがいじめられているのを見たら助けよう、と思った。
 次に印象に残っているのは「ももたろう」だ。ももから産まれたももたろうが、たくさんの動物を連れておにがしまに鬼を倒しにいくという話だ。その中でもきびだんごがとても印象に残っている。その本が好きだった頃はきびだんごが食べたくて食べたくてすごかった。
 もう一つ好きな昔話は「かぐや姫」である。学校の国語の授業で昔話の劇をする、という授業があった。そこで、私はみんなが大人数集まっている所よりもあまり人がいない所を選ぼうと思い、残っている「かぐや姫」だった。人数が少なかったので私はナレーターとおじいさん役をした。少人数であまり練習もはかどらなかったので発表する事はできなかったのだが、「かぐや姫」の事をしることができたのでよかった。
 今では、昔話は最後の終り方は子供には残酷だという事でハッピーエンドに変えている、という噂も聞いている。
 人間にとって、昔話とは、小さいときに必ず聞く、昔から伝えられている話である。

   講評   kiri



 こんにちは。小さいころに昔話を読んでもらったことはあるね。感想文を書きながら、どんなことを考えながら昔話を聞いていたのか、思い出したのではないかな?

<構成> ●要約…昔話は、語り部によって伝えられてきた、生きた物語です。人間として大切なことが何かを教えてくれてきました。その部分がしっかりと要約できていました。
<題材> ●前の話、聞いた話…小さいころのそのちゃんの心の中に深く入り込んできた昔話は「うらしまたろう」だね。そのちゃんは、この話を読んで、人にやさしくしてあげることや、約束は守らないといけないということを学んだのだね。「ももたろう」を読んでもらった時は、きびだんごがそのちゃんのあこがれだったのだね。すごくおいしいお団子を想像していたのでしょう。
<表現> ●たとえ・ことわざの引用…うらしま太郎があっという間にお爺さんになってしまった様子を「まるで手品のよう」と表現しました。あっという間に年をとってしまってびっくりだね。
<主題> ●一般化の主題…最後に、昔話は「小さな子どもにとって、必ず聞く、話」とまとめました。昔話は、大切なことを、わかりやすく伝えてくれるね。「昔話の力」はすごいね。これからも、昔話が伝えられていくといいね。

                                            

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