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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   清書   きしけん

 一月六日。この日が近づくと、僕は忙しくなる。あともうすぐで漢字検定の日なのだ。今僕は四級(中学一年生レベル)の範囲をやっていて、もっと前に勉強すればよかったと後悔をする。試験の十日前、僕が学校で四級の問題集をやっているとクラスの友達が、「がんばってね。」と、言ってくれたのですごくうれしかった。試験の一日前になると、緊張しすぎて夜のときには全然眠れなかった。

 次の日の朝、僕は寝不足になってしまった。それでも気持ちを切り替えて身支度をしているとお母さんが、「わからないところはとばしてもいいから落ち着いてやるのよ。」と、言われた。お姉ちゃんには意外なことに、「私が受かっていない四級を合格したらダメよ。」と、言ったのである。僕は、そう言われるとなんだかやる気が出てきた。お兄ちゃんはこんなアドバイスをしてくれた。「漢検当日の日に問題集をやっちゃうと、集中力がきれて試験のときに大変だぞ。」と、言ったのだった。さすがお兄ちゃんだなと思ったけど試験当日に何も見ないなんてとても無理だ。僕はこっそりランドセルに漢検の問題集をいれて学校に行った。八時三十分になると、十五分間だけ本を読むときがある。そのときに気付かれないように問題集を読んだ。時間があまりにもたつのが早かった。放課後になって試験会場の三年二組の教室に行った。机を見ると、自分の名前が書いてある漢検の問題用紙があった。ここで試験をやるんだと思った。漢検を受けに来る生徒が全員席に着いたので、先生が試験での注意を言った僕は、緊張しすぎて心臓がバクバクと激しい音を立てて鳴っていた。今にも心臓が・u桙ツぶれそうだった。先生からの「よーい、はじめ。」と、言う言葉で試験が始まった。問一の問題、これは僕の得意な漢字の読み方を書く問題なのですらすら解けた。二問目はちょっと難しかったけど一応空欄はうめることができたのでほっとした。僕は、このように問題を着々と解いていった。そして、最後の問題は僕の苦手な書き取りだ。意外とできたけど、最後の問題の一つの字が思い出せなくて、何分も時間をかけたけど結局わからないまま時間切れになってしまってすごく悔しかった。試験が終わって四十日後。なんと合格することができた。

人間にとって緊張することはいいことだと思う。なぜなら、緊張するほど真剣になれるので大会のときに集中できるからだ。僕は、一月二十六日になるとまた忙しくなる。今度は数学検定の日が近づいてきたからだ。なんだか僕は緊張することが多いなと思った。

   講評   takeko

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