国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   私の宝物   なおさ

 皆さんは宝塚歌劇団の「遼河はるひ」という人を知っていますか?私はその人の大ファンで、ファンクラブにも入っています。その人は男役で身長が174㎝もあります。その人は私を頑張ろうという気持ちにさせてくれます。なぜかというとあの厳しい宝塚の世界の中でとてもキラキラ輝いているからです。その人はいつも私たちに「こんな私を応援してくれることが本当に嬉しい。」ととても謙虚な言葉を言ってくれます。私はただ舞台の姿がかっこいいというだけでなく、その謙虚さ、人間性も大好きで、私の一番尊敬する人でもあります。その人に関連する私が持っているものすべて宝物といっても過言ではないですが、強いて言うならファンクラブの抽選で当たった名前とメッセージ入りの大きな写真です。
 私が宝塚に出会ったのは小学校3年生の時でした。私よりも先に宝塚にはまった姉の言葉がきっかけでした。
「宝塚の舞台観に行ってみる?」
その時、私は宝塚という劇団だけでなく、舞台というものをみたことがなく、あまり理解せずに
「うん。行く。」
と言ってしまったのでした。そして、実際に見てみると衣装・セットなどすべてが素晴らしく、私は一瞬で虜になってしまいまいた。それから宝塚の好きな学校の友達と仲良くなり、いろんな組の舞台をその子とみるようになり、そして「遼河はるひ」という人に出会ったのです。そして握手をしてファンになりました。
 私の父の宝物は「ゴルフ」だそうです。確かに父は、毎日必ず一回は素振りをし、外出中でも素振りをし、日曜日はゴルフ場に行き、火曜日はレッスンに行き、毎週ゴルフの試合を録画し、たまに晩御飯中の一緒に見せられます。それほど父にとって「ゴルフ」体の一部になっています。
 残念ながら「遼河はるひ」は去年宝塚を退
団しました。私はその時ものすごく泣きました。私の宝物と父の宝物、どちらも似ているように私は思います。私と父だけでなく、宝物を持っている人すべて似ていると思います。というのは、ただ宝物が各々違うだけで、それにかける思いは同じだからです。宝物は父のようにいつかは体の一部になってしまいます。人間にとって宝物とは自分自身であり、夢であり、かけがえのないものです。だから宝物を持った方がいいと思います。

   講評   kira

 なおささん、こんにちは。いい作品ですね。思いがあふれています。 宝塚のスターが心の中の宝物ですね。書き出しは、そのスターの決め台詞とか、写真のポーズとか、イメージできめてみるとよさそうです。
★文体は「常体」で統一していきましょう。

 自分の名前入りの写真を持っているほどの、熱烈なファンですね。夢中になれるのはすばらしいことです。
 きっかけはお姉さんでしたね。無邪気に観にいった宝塚の舞台で、強烈にひかれたのですね。私も、宝塚の舞台を観にいったことがあり、ベルバラ世代でもあり、ファンです。
 お父さんにとっての宝物はゴルフで、体の一部になっているところが、共通すると気付いたのですね。

 「人間にとって宝物とは自分自身であり、夢であり、かけがえのないもの」とまとめました。その宝物があるから、より前向きに意欲的に生きられるということもありますね。
 宝塚の舞台に立つスターから教えられたもの、真摯な態度なども魅力のひとつとして書けるといいですね。

 

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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