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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   33途中   さくら

 ある日本の会社が香港人に「日本語ができる人を求む。」という求人広告を出したところたくさんの人が押しかけた。しかしその人たちと面接をしたところ、「コンニーチハ、サヨ−ナラ」といった挨拶程度しか日本語を話すことができなかったそうだ。それで日本語が話せると思えるのは驚きである。日本人に「あなたは英語が話せますか。」ときかれたら「少しだけ」と答えるであろう。たとえ「グッドモーニング、グッドアフタヌーン」と話せても、自信をもって英語話せます。とは言わないだろう。それは話せます。と答えた場合責任をとらされ、そして理解できなかったらどうしようという不安が脳裏をかすめるからである。これが日本流の「謙譲の美徳」なのである。ところが香港のような国際貿易都市で生きていくためには、そんな呑気ことはいっていられない。自己PRの上手にできない人間は、出世が望めないという社会の仕組みが出来上がっているのだろう。つまり少々はったりを利かせてでも、「できる」と先に手をあげたほうが勝ちなのである。日本人ももっと自己アピールをしていくべきである。
 その理由は第一に、自分でアピールしないと、相手に自分のことを分かってもらえないからだ。たとえその人が優れたものをもっていても聞いている人に言わずに「私、あまり上手ではないです。」と言ってしまったら相手にはそうなん、と思われるだけで終わってしまう。それで自分の成長をとめてしまっているのかもしれない。今は就職難の時代だ。ただでさえ難しいのに自分の長所を隠していたらなおさら難しくなるだろう。この間ニュースでやっていたら大学四年生になっても就職できない女性がいた。その人は何か自分が就職に有利になる、アピールできるものが欲しい、ということで資格をとるため、専門学校にアルバイトをしながら通うことに決めたそうだ。日本も自己PRをすることが必要になっているのだな、と感じた。
 その理由は第二に自分自身が成長できないからだ。第一の理由でも少し考えたことであるが、遠慮してアピールしないでいると、自分の能力を発揮できる機会を失い、能力に磨きをかけることができない。データによると仕事の目的について30代では、仕事の目的を収入と答えた人の割合が75%となっている。もっと自分をアピールし、自分の能力を活かしていくことができれば仕事も生きがいにつながるのではないか。自分が得意と思っていることをして、それが誰かの役にたったらうれしいだろう。

   講評   jun

 3.4週に仕上げましょう。

 

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