低学年から学力の基礎を作る
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   初めて学校で料理を作ったこと   ダブル

 「○○君は野菜いためて。」「あーこぼしちゃったー。」みんなの楽しそうに料理を作っている声が聞こえる。今日は学校の調理実習の日。班ごとに分かれて料理を作ることになっている。ぼくたちの班のメニューは、チャーハンときんぴらごぼうだ。
 まずはチャーハンから作る。野菜やウインナーをいためていると、まるで日焼けをしたかのように表面が茶色へと変身していく。そこにご飯と卵を入れると、ジュージューと音を立て、踊っている。食欲をそそるいいにおいがしてきた。おなかがぐーぐーとなっている。でももう一品作らなければいけない。もうちょっとがまんしないと。きんぴらごぼうを作ろう。ふと時計を見ると残り時間があとわずかになっていた。時間がない!ぼくたちはまるで光のようにすばやく調理した。その結果、チャーハンはうまくいったが、きんぴらごぼうは、ごぼうの中心部分がかたくなってしまった。
 母が前にきんぴらごぼうを作った時はやわらかくておいしかったのに……。そういえば前に、「ごぼうはかたいから、よくいためないとやわらかくならないよ。」なんて言っていたような。今回は急ぎすぎて、いためる時間が短かったことが原因だということが分かってきた。
 でも、「千里の道も一歩から」という言葉があるように、今回の調理実習を一歩としてこれからうまく作れるようにがんばって練習をコツコツしていこうと思う。家庭科室にはまだ、ぼくたちが作ったチャーハンやきんぴらごぼうのにおい、みんなが作った料理のにおいが残っているだろう。

   講評   yuta

 新しい学年のスタートです。はりきっていきましょう(^0^)
       

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