創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   自己アピールの必要性   みかん

日本人が、「あなたは、英語が話せますか。」と問われたら、たいがいの人は、「少しだけ」と答えるであろう。この「少しだけ」が「はい。話せます。」に変わるまでには長い道のりがあり、とうてい、話せます。とは答えられない。「話せる。」と内心自負している人も、「少しだけ。」と答える。そのほうが、無難である。これが、日本流の「謙譲の美徳」なのである。しかし、香港のような国際貿易都市で生きていくためには、そんなのんきなことは、言っていられない。自己PRの出来ない人間は、出世も望めないという社会の仕組みが出来あがっているのである。私は、日本人はもっと自己アピールをしていくべきであると思う。その理由として第一に、自己アピールをしないと、相手に自分のことを分かってもらえずに、自分の力を出す機会を失ってしまうからだ。部活の試合前などに猛アピールをする自己PR上手な人がいるが、自己アピールをすることによって、試合に出してもらったりして、自分が得をすることが多い。つまり、少々はったりをきかせても、「自分は、こんなことが出来ます。」と、先に手を挙げたほうが勝ちなのである。第二に、自己アピールをしなければ、自分自身が成長しないからだ。いつも遠慮してアピールをしないでいると、現在持っている力に磨きをかけることができない。データによると、三十代では、仕事の目的を収入と答えた人の割合が七十五パーセントで、生きがいと答えた人の割合が二十五パーセントであった。もっと自分をアピールし、自分の持っている能力を最大限に生かしていくことが出来れば、収入だけの目的ではなく、仕事も、生きがいにつながるのではないだろうか。 確かに、謙虚さも時には必要だ。しかし、「短所をなくす一番良い方法は、今ある長所を伸ばすことである。」という名言もあるように、自分の良い面はどんどんアピールしていくべきだと思う。今や日本の若者の中にも、臆病がらずに、自分の内面をアピールする人が増えている。「打たれる杭」にならないよう、「謙譲の美徳」を利用するのだが、それでは、一見謙虚に見えるけど、人間は、進歩しない。自分の力をアピールしていくことが、人間の進歩、周りからの評価につながっていくのではないだろうか。

   講評   mae

 今月もよく頑張りましたね! 


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